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活動のお知らせ

活動レポート

2011年10月-12月の活動レポート

防鹿柵とヒグマ対策フェンスを設置しました

カツラの森、命あふれる川の復元事業

ダイキンからも11名の従業員ボランティアが参加して、防鹿柵を設置しました

2011年9月に選定した候補地のうち、河畔の森が比較的良い状態で残されている地域に、防鹿柵を設置しました。総延長234メートルにわたる柵でその地域を取り囲んで、シカから今ある木々とこれから成長してくる苗を守ります。

今回の柵の設置には、ダイキンからも11名の従業員がボランティアとして参加しました。そのほか森づくりワークキャンプの参加者など、多くのボランティアにご協力をいただきました。

ダイキンの従業員ボランティアも柵の設置に参加しましたダイキンの従業員ボランティアも柵の設置に参加しました

総延長234メートルの防鹿柵が完成しました総延長234メートルの防鹿柵が完成しました

カツラの苗や母樹を多数確認しました

2011年9月から10月にかけて岩尾別川の支流のひとつである赤イ川沿いを調査し、カツラの苗を多数確認しました。この苗は、移植に適した春を待って苗畑に移し、育てていく予定です。

また11月から12月上旬にかけて、岩尾別川沿いにおけるカツラの木の分布調査を実施しました。そこで確認された163本のカツラの母樹の位置を地図上に示して、今後の森づくりの参考にしていきます。

カツラの苗が春を待っていますカツラの苗が春を待っています

知床の人とヒグマの共存事業

モデル区間にヒグマ対策フェンスを設置しました

2012年度以降に長距離のヒグマ対策フェンスを設置するにあたって、まずは、知床半島の先端部に近い羅臼町の昆布浜地区の約750メートルを、モデル区間に設定しました。そのモデル区間にヒグマが人々の活動地域に侵入することを防ぐ電気柵を設置し、2011年11月、通電を開始しました。

今秋はモデル区間付近でのヒグマの目撃情報はありませんでしたが、ヒグマよりずっと多いエゾシカについては、電気柵の設置前後で、人々の暮らすエリアでの目撃情報が激減していることから、その効果がうかがえます。

電気柵と電源のソーラーパネルを設置しました電気柵と電源のソーラーパネルを設置しました

羅臼町はヒグマの生息する森と、人の営みのある浜辺が隣接しています

※ 本WEBサイトに掲載されている写真は、公益財団法人 知床財団のご協力によるものです。

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