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IRIOMOTE

日本

沖縄県 西表島

(2024〜)

©西表財団

Location and the Stories

どんなところ?

日本列島の南西に位置する西表島は、亜熱帯の森と広大なマングローブ林に覆われ、島のほぼ全域が国立公園に指定されています。豊かな自然環境と地史を反映して、イリオモテヤマネコをはじめとする多くの希少種や固有種が生息・生育しており、その生物多様性の高さが評価され、2021年に世界自然遺産に登録されました。古くから自然に寄り添った人の暮らしが営まれてきましたが、近年は、森林部で家畜から野生化したノヤギが繁殖して植生に影響を与えたり、周辺海域から押し寄せる漂着ゴミがマングローブ林の生育を脅かすなどの課題を抱えています。

西表島のマングローブ林の画像 ©西表財団

Project Overview

どんなプロジェクト?

ダイキンは(一財)西表財団・竹富町と三者協定を締結し、3つの事業の支援を開始しました。「亜熱帯の森を守る活動」では、ノヤギの行動追跡や食害状況調査を行い、森林減少の阻止をめざします。「マングローブの森を健全に維持する活動」では、マングローブ林の漂着ゴミの回収や生育状況モニタリングを行い、干潟環境保全の重要性を啓発します。「海の森を再生する活動」では、絶滅の危機にあるウミショウブを保全するために、採食防止枠の設置と維持に取り組み、海の森の再生をめざします。

亜熱帯の森を守る活動の画像
マングローブの森を健全に維持する活動の画像
海の森を再生する活動の画像 環境省提供(いであ株式会社撮影)

The Animals living here

ここにすむ生き物

イリオモテヤマネコ

西表島の固有亜種で、絶滅危惧種。生息数はおよそ100頭と推定。胴長短足で尻尾が太く、耳先が丸いなどの特徴を持っています。

イリオモテヤマネコの画像 環境省西表野生生物保護センター提供
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