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SHIRETOKO

日本

北海道 知床

(2011〜)

©知床財団

Location and the Stories

どんなところ?

日本列島の北東端に位置する知床半島には、中心を背骨のように貫く山々から、流氷が到着する海まで、多様な自然環境がそろっています。海域と陸域の生物が豊かな生態系を形成しており、希少な動植物が生育する自然環境が評価され、2005年には世界自然遺産に登録されました。しかしながら、知床半島の一部地域ではかつての農業開拓などによって失われた森を再生するため、苗の育成や植樹などが進められてきましたが、エゾシカが苗を食べてしまい若木の育成が難しくなっています。また、森の生態系の頂点に位置し、森づくりの一部を担っているヒグマの生息エリアと人間の生活圏が近いといった課題も抱えています。

知床半島のエゾシカの画像
知床半島の森の画像 ©知床財団

Project Overview

どんなプロジェクト?

ダイキンは知床の自然環境を守るため、2011年から(公財)知床財団・斜里町・羅臼町と四者協定を締結しています。2024年からは「自然の摂理が働く多種多様な森林再生プロジェクト」「森・川・海の生態系と生物多様性の維持・保全プロジェクト」「世界遺産の価値を守り伝える次世代育成プロジェクト」を立ち上げ、斜里町での針広混交林再生や、羅臼町海域のブルーカーボン及び生態系の調査・保全活動に取り組み、年2回従業員ボランティアを派遣しています。

知床世界自然遺産地域保全事業協定締結式の画像
ボランティア達の画像

The Animals living here

ここにすむ生き物

ヒグマ

ヒグマのフンは植物の種子を運び、土の栄養となって森づくりの一部を担っています。一方で、人の生活圏に入ってきたり漁業や農業に被害をもたらしたりするため、事故や被害の防止が課題になっています。

ヒグマの画像 ©知床財団

プロジェクトの進捗状況

2023年度報告書(4.7MB)
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