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ETHIOPIA

エチオピア

北西部教会の森

(2024〜)

© photo by Getu

Location and the Stories

どんなところ?

エチオピアは人口増加による開拓や気候変動による乾燥化によって土地劣化が進行しており、森林減少が深刻な地域です。そのなかで教会の敷地内にある森だけは手が付けられず残されており、数世紀以上にわたる原生林の最後の名残となっています。エチオピア北西部に多く残された「教会の森」は、かつての森を復元し、生物多様性を取り戻すために、種子の供給源や遺伝資源として利用され得ると考えられています。

エチオピアの森林減少の画像 © photo by Getu

Project Overview

どんなプロジェクト?

ダイキンは2021年から鳥取大学と連携しエチオピアの森林再生を支援しています。北西部アムハラ州では農地転換により森が切り開かれ、劣化した農業景観が広がっており、本来の植生が失われつつあります。そこで、鳥取大学の調査・研究をもとに「教会の森」に残る土壌微生物等の遺伝資源を利用した苗木を育成。地域政府や地元住民とともに教会の森を中心とした周辺地域に植林を実施し、「原生林による緑の回廊」をつなぐことで劣化した景観を元の姿に近づけていきます。

植林の画像
エチオピアの子供の画像 © photo by Getu

The Animals living here

ここにすむ生き物

ワリア・アイベックス

エチオピアのシミエン山脈固有の野生ヤギで、絶滅危惧種。雄の大きな角が特徴的で、山岳地帯の険しい岩の崖に生息しています。

ワリア・アイベックス © Photo by Lakachew

プロジェクトの進捗状況

2023年度報告書(1.9MB)
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