4MW級の太陽光発電PPA
高効率モーターを使用したエコポンプ
LED化したプラント架構照明
市内の防風林の再生を目指して神栖市が実施している「白砂青松プロジェクト」に賛同し、協力しています。
新たに2系列目の特殊焼却炉を稼働させることにより、産廃の社内処理能力を向上させ、環境対策を強化しています。新たな設備では、排ガス及び廃油の燃焼処理から生まれる残留フッ素分を再生蛍石として回収し、リサイクルしています。
生産工程で使用する水を再生し、再利用を促進しています。
業界に先駆けてEV 用冷媒を事業化し、EV の世界的な普及を後押しするため、2027 年に電気自動車(以降EV)搭載エアコン向け冷媒の量産化を計画。100 億円以上を投じて量産プラントを新設します。また、量産に先立ち、鹿島製作所では数10 億円を投じて、2024 年にテストプラントを稼働します。
これまで、EV はガソリン車と異なり、暖房に燃焼廃熱を使えないため、電気ヒーターの使用で航続距離が短くなる課題がありました。しかし、ダイキンのEV 用新冷媒は、電力消費の大きい電気ヒーターの使用を抑えることで、EV の航続距離を概算で最大30~50%も向上できると見込んでいます。また、空調能力は先進国で多くの採用実績がある冷媒「R1234yf」単独使用と比べて40%高く、地球温暖化係数(GWP) もCO2よりも低く、1 未満と小さいのが強み。低毒性と微燃性に分類され、安全性にも優れています。
新冷媒は「R1234yf」に新規開発の冷媒「HFO1132(E)」を混合したもので、2022 年に国際規格のISO認証と同格の米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)に「R474A」として登録。欧州等での採用に必要な国際規格「ISO817」認証も早期に取得する計画で、欧州のほか日本や米国の大手自動車メーカーに加え、EV専業メーカーへも採用を働きかけ、市販車への搭載を目指します。