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ダイキン工業株式会社

地球に対する価値創造

カーボンニュートラルに向けた取り組み

太陽光発電
統合生産センターにおいて建物全体の約6%を発電して利用
排出ガス削減(脱CO2)
生産工程から排出されるガスのゼロ化に向けて計画的に改善を実行中
電力見える化による
負荷改善
製作所内で使用する電力をリアルタイムで見えるようにすることで変動を検知し、いち早い処置対応ができる取り組みを実施
温暖化係数の少ない
冷媒への変更
各種冷凍機に使用する冷媒ガスを低GWPのガスに、
生産工程で使用する溶媒についても同様に低GWPの溶媒に計画的に変更中
プラント架構照明の
LED化推進
化学プラントを24時間保安するために必要な照明の70%をLED化。
残りの設備に関しても2028年までに全数LED化を目指して取り組み中
エコポンプ化推進
24時間連続稼働する重要な機器は、高効率なモーターへ順次更新し、
従来よりも省エネ化を推進

4MW級の太陽光発電PPA

高効率モーターを使用したエコポンプ

LED化したプラント架構照明

生物多様性

茨城県神栖市の取り組みへ参画

市内の防風林の再生を目指して神栖市が実施している「白砂青松プロジェクト」に賛同し、協力しています。

環境保全

大気汚染防止・廃棄物削減への取り組み

第2特殊焼却炉

新たに2系列目の特殊焼却炉を稼働させることにより、産廃の社内処理能力を向上させ、環境対策を強化しています。新たな設備では、排ガス及び廃油の燃焼処理から生まれる残留フッ素分を再生蛍石として回収し、リサイクルしています。

排水リサイクル率

生産工程で使用する水を再生し、再利用を促進しています。

新冷媒試作プラント稼働

業界に先駆けてEV 用冷媒を事業化し、EV の世界的な普及を後押しするため、2027 年に電気自動車(以降EV)搭載エアコン向け冷媒の量産化を計画。100 億円以上を投じて量産プラントを新設します。また、量産に先立ち、鹿島製作所では数10 億円を投じて、2024 年にテストプラントを稼働します。

これまで、EV はガソリン車と異なり、暖房に燃焼廃熱を使えないため、電気ヒーターの使用で航続距離が短くなる課題がありました。しかし、ダイキンのEV 用新冷媒は、電力消費の大きい電気ヒーターの使用を抑えることで、EV の航続距離を概算で最大30~50%も向上できると見込んでいます。また、空調能力は先進国で多くの採用実績がある冷媒「R1234yf」単独使用と比べて40%高く、地球温暖化係数(GWP) もCO2よりも低く、1 未満と小さいのが強み。低毒性と微燃性に分類され、安全性にも優れています。

新冷媒は「R1234yf」に新規開発の冷媒「HFO1132(E)」を混合したもので、2022 年に国際規格のISO認証と同格の米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)に「R474A」として登録。欧州等での採用に必要な国際規格「ISO817」認証も早期に取得する計画で、欧州のほか日本や米国の大手自動車メーカーに加え、EV専業メーカーへも採用を働きかけ、市販車への搭載を目指します。

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