室外機と室内機の間を循環しながら
「熱」の受け渡しを行う冷媒を
コントロールしています。
「冷媒」は室外機と室内機の間を循環しながら「熱」の運搬を行っています。
冷媒制御は、「冷媒」が効率良く「熱」を運搬できるように、「冷媒」の温度をコントロール。エアコンの省エネを実現する重要な技術です。
回転寿司では、厨房で作られたお寿司がお皿に乗り、ベルトコンベアで運ばれ、テーブルまで届けられます。
エアコンの場合、室外機で集められた「熱」が冷媒にのり、配管を通って室内に届けられます。
1台の室外機に複数台の室内機が接続されているビル用空調システムで、室内機1台ごとに「冷媒」の状態や流量をコントロールする技術を世界で初めて確立しました。
季節の変わり目などでニーズの高い「冷暖房同時運転」もできるようになりました。
一人の職人さんが複数のテーブルへ個別に、かつ同時にお好みのお寿司を届けてくれます。
ダイキンのエアコンの場合、1台の室外機で複数台の室内機を個別にコントロールできるので部屋ごとに空調が可能です。
「冷媒」が「熱」を運ぶ効率を最大限に向上させ、最大1,000メートルまでも「熱」を移動することが可能になりました。
このため、大規模な建物などでも、ちみつな「冷媒」制御を実現できるようになり、活用範囲が広がっています。
圧縮とは「熱」を吸収した「冷媒」を適度な温かさにコントロールすることです。
対照的に膨張とは、「熱」を吸収する前の「冷媒」を膨張(減圧)し、吸収しやすい冷たさにコントロールすることです。
空気の可能性を信じ、追い求め、
新しい価値をくわえて
これまでになかった空気を、世界へ届けます。