湿度コントロール機能を向上させ、
快適性と省エネ性を進化させた技術。
ヒートポンプデシカントは、ヒートポンプ技術とダイキン独自の無給水加湿技術を一体化させ、
ビル空調において、コンパクトかつ効率的に湿度をコントロールできる高性能な技術です。
同じ室温28℃でも
湿度85%より湿度60%※が快適に過ごすことができます。
つまり、湿度を効率よくコントロールできるエアコンがあれば、
設定温度が高めでも快適な空間がつくれます。
たとえば、アルコール消毒のときに腕が冷たく感じられます。これは、腕からアルコール液が蒸発するときに、腕の熱を奪っていくからです。
つまり、お部屋の湿度が下がり、体から水分が蒸発すれば、体の熱が奪われ涼しく感じることができます。逆に、体から水が蒸発するのを防げば温かく感じられます。
従来の大きな建物向けの空調では、温度を下げ続ければ湿度も下がるという考えでした。
このため、冷房時に必要以上に設定温度を下げる必要があり、エネルギー効率の悪いものでした。
湿度をコントロールできれば、設定温度が高めでも快適な冷房ができて、設定温度が低めでも快適な暖房ができます。
しかし、湿度をコントロールできるようにすると機器が大型化してしまいます。
ヒートポンプデシカントでは、ヒートポンプ技術と無給水加湿技術(デシカント技術)を一体化させることで、高効率を達成し、かつ機器を小型化することに成功しました。
湿度を調節する「DESICA」と「温度」をコントロールするビル用のエアコンを組み合わせた「DESICAシステム」で、コンパクトかつ効率のよい空調システムを実現しました。
空気の可能性を信じ、追い求め、
新しい価値をくわえて
これまでになかった空気を、世界へ届けます。