5年前と比較した空気に対する意識の変化、おいしい空気はいくらに？

「おいしい空気・快適な空気」を1か月間得るために、出してもよいと思う金額を5年前と比較しました。その結果、2002年
の全体の平均金額は2,125 円でしたが、2007年の平均金額は1,144円に下がっており、・・・ 全体をみる

「おいしい空気・快適な空気」を1か月間得るために、出してもよいと思う金額を5年前と比較しました。その結果、2002年の全体の平均金額は2,125 円でしたが、2007年の平均金額は1,144円に下がっており、この5年間で約1,000円下がっていることが分かりました。

これは、ルームエアコンなどの高機能・高付加価値家電製品の普及や、空気清浄機の普及率の向上など、初期の投資として「良い空気」に費用をかける一方、省エネ機能（電気代の節約）に対する意識の向上や、メンテナンスコスト（フィルター交換など）に対する意識の向上などから、これまであまり意識されてこなかった「1ヶ月の空気代」に対する価値観を左右する“指標”がより身近になり、結果値段が下がったのではないかと思われます。

｢空気・水・安全｣の中で将来において最も心配（気がかり）なものを、5年前と比較しました。
その結果、2002年では、「安全」（43.5％）が最も多く、次いで「空気」（29.3％）、「水」（27.1％）の順・・・ 全体をみる

｢空気・水・安全｣の中で将来において最も心配（気がかり）なものを、5年前と比較しました。
その結果、2002年では、「安全」（43.5％）が最も多く、次いで「空気」（29.3％）、「水」（27.1％）の順でしたが、 2007年で最も多いのは「安全」（41.2％）、次いで「空気」（35.5％）、「水」（23.3％）となり、この5年間で「安全」「空気」「水」の順位は同じでした。しかし、心配の割合は「安全」と「水」ではわずかずつ下がっているのに対して、「空気」だけは6ポイントほど上がっています。空気に対する不安感はこの5年間で増しているようです。

心地よい空気が流れていると思う場所を5年前と比較しました。
その結果、トップ3が｢屋久島｣、「日本アルプス」、｢富良野｣であることは変わっていませんが、・・・ 全体をみる

心地よい空気が流れていると思う場所を5年前と比較しました。
その結果、トップ3が｢屋久島｣、「日本アルプス」、｢富良野｣であることは変わっていませんが、順位は｢屋久島｣がトップになっているのに対して｢富良野｣は3位に下がっています。割合を見ても｢屋久島｣は増えていますが、｢富良野｣は減っており、「日本アルプス」はほとんど変わっていません。さらに、性別に比較すると、第1位は＜女性＞では「富良野」、＜男性＞では第1位は「日本アルプス」で「富良野」は第3位と男性と女性で差がありました。しかし、今回の調査では第1位、第2位とも男性女性とも同じ結果となっており、性別による差はありません。
また、前回全体でトップだった「富良野」は男女とも順位を下げています。