ページの本文へ

空気とくらし

乾燥の困りごとと解決法
空気の困りごとラボ

乾燥の困りごと

部屋の空気が乾燥する

冬場、最も使われている暖房器具は『エアコン』です。
そのエアコン利用者に「冬場の室内環境で困っていることは?」というアンケート調査を行ったところ、第1位は「肌、のど、目、髪が乾燥する(56%)」でした。

【参考】
2014年1月23日発表「湿度に関する意識と実態に関する調査」株式会社ネオマーケティング/500人(全国男女・20歳~69歳)

暖房すると湿度が下がる

エアコン暖房で「乾燥」するのは、室内の空気に含まれる水分が減ってしまうからではありません。
室内の温度が上がると、湿度(相対湿度)が下ってしまうために生じます。
空気が含むことのできる水分の量(飽和水蒸気量)は、空気の温度によって異なり、温度が高いほど多くの水分を含むことができます。
加湿機能のないエアコン暖房は、空気を直接暖めることで部屋全体の温度を上げるので、水蒸気は発生しません。つまり空気中の水分は増えずに、温度だけが上昇するため、湿度(相対湿度)が低下して乾燥を引き起こしてしまうのです。
また、エアコンの温風が直接、体に当たると、肌や唇、髪などが乾燥する原因となってしまうこともあるでしょう。

冬のお悩みでいちばん多い「乾燥」でのお困り。その原因は「湿度」の影響が大きいことがわかります。


相対湿度とは

気象庁発表によれば、東京の1月の平均湿度は52%。理想的な数字に見えるのに、なぜ乾燥していると感じるのでしょう?

たとえば、空気を「座席数が決まっている部屋」と考えます。
この例では、15℃の場合、最大で4人座ることができます。2席が埋まっているとすると、相対湿度は座席数に対してどれだけの席が埋まっているかという「割合」ですから、この場合、相対湿度は50%ということになります。

温度が上がれば「座席数が増える」ので湿度は下がり、温度が下がれば「座席数が減る」ため湿度は上がります。
夏と冬の湿度差を考えると分かりやすいと思いますが、温度を下げた場合、空気中に存在できる水分量が大幅に減少します。

冬季に外気の湿度が50%であっても乾燥していると感じるのは、空気中に存在する水分量が少ないためなのです。

乾燥の困りごと解決法

暖房時には加湿する

温度と湿度のコントロールで快適

春と秋を比べたとき、気温はそれほど変わらないのに、春の方が暖かく、秋は肌寒く感じた覚えはないでしょうか。
日本では季節風の影響で春~夏は湿度が高く、秋~冬は低くなり、空気が乾燥する傾向があります。
気温が同じでも湿度が高いと暖かく感じるため、秋より春の方が、体感温度が上がりやすいのです。


温度が低くても、湿度を上げれば快適

加湿をしながら暖房をすると、より暖かく感じられるので、加湿をしないで暖房したときより、低い設定温度でも快適です。


加湿によって、湿気を嫌うウイルスも減少

一般的に湿度を40%以上にすると、 ウィルスの死滅率が上がるといわれています。


部屋の湿度を保つ

エアコン暖房による乾燥を防ぐには、湿度コントロールが重要です。
室内の快適な湿度を保つことで、のどやお肌の乾燥を防ぐことができます。

湿度コントロールをする!

「エアコン暖房時の乾燥対策術」(解説動画)

乾燥対策の参考情報

年間の湿度推移と、もっとも乾燥する時期

10月になると、相対湿度が一気に10%以上も下がる変化の時期を迎えます。

一年のうち、もっとも空気が乾燥するのは12月~2月。相対湿度は50%前後にまで下がります(年間相対湿度の全国平均は70%)。 冬でも相対湿度が50%なら、一見理想的な湿度が保たれているように思えますが、これは屋外の湿度。冬は暖房するため屋外と屋内の温度差が大きく、温度が上がるほど湿度は下がるので、冬場の室内はグラフの数値よりもはるかに低い湿度になってしまい、そのために乾燥するのです。

空気の可能性を信じ、追い求め、

新しい価値をくわえて
これまでになかった空気を、世界へ届けます。

空気で答えを出す会社

ページの先頭へ