検証結果を踏まえて、エアコンをはじめとする暖房機器の節電を意識した
使い方を一日の流れに沿ってご提案。
ちょっとした工夫や暖房機器の組み合わせで快適さが変わり、
節電にも繋がります。
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冬の朝はギリギリまで布団から出たくない、という人も多いはず。前夜、目覚まし時計をセットするときにエアコンもタイマー運転で暖房が自動的に入るようにセットしてみませんか。起きる前、早めの時間に部屋を暖めておくことで、通勤・通学直前の電力使用の集中を、ある程度分散する効果が期待できます。朝の準備もスムーズにできますので、まだタイマーを利用したことがないという方はぜひ生活習慣に取り入れてみてください。
寝室は換気が大切!
人は寝ている間に200㏄の汗をかくと言われており、体から発した水分が部屋に湿気としてたまると、結露しやすくなります。朝起きたらまず窓を開けて換気を!
着替え時は即効性のある機器をプラス
環境省が推奨する冬の暖房時の室温は20℃(湿度50%・室内に風がない)。これは服を着ていることが条件ですので、服を脱ぐ着替えのシーンではちょっと寒く感じます。
着替えるときには電気ストーブなど、近くの人をすぐに温める即効性のある暖房機器を組み合わせるのもよいでしょう。
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夏に比べて冬は換気を怠りがち。部屋に湿気がたまると結露の原因になるだけでなく、空気の出入りが少なくなることで、部屋の空気中のホコリの量も増え、エアコンのフィルターにもホコリがたまりやすくなり暖房効率も下がってしまいます。部屋の掃除をする時には窓を開けて空気も一緒に入れ換えるように習慣づけましょう。また、夏と同様に2週間に1度、フィルターを水洗いするかホコリを掃除機で吸い取りましょうね。
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節電を心がけて暖房をするときは、ドアや襖を閉めて、暖房をつける空間をできるだけ小さくします。エアコンを使用している場合は、暖かくなればエアコンの設定温度を下げてもいいですが、頻繁にスイッチの入切を繰り返すことは避けましょう。かえって電力を多く使うことがありますので、なるべくエアコンの自動調節機能に任せるようにしましょう。
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昼間はカーテンやブラインドを開け、太陽の熱を部屋にたくさん取り込むようにしましょう。部屋に熱をためておくことで、壁や床の温度が温まり蓄熱効果で暖房効率を上げることができます。また、昼間は南側の部屋、夕方は西側の部屋でと、太陽の傾き方に合わせて過ごすのもおすすめ。気温や部屋によっては暖房なしで過ごせることもありますよ。
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厚手のカーテンや断熱シートなどを利用して、昼間取り込んだ太陽の熱を逃がさないようにしましょう。こうすることで、部屋の温度が保たれて、暖房をつけ始める時間を遅らせたり、暖房したときのスピードを向上したりできることが多くなります。カーテンを床まで垂らしたり、カーテンレールの上を布などでふさいだりすることも保温に効果的です。
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太陽が沈んで、外の空気が冷えてくると、部屋の暖かい部分と寒い部分の温度差が出てきます。このとき、冷たい空気は下に、暖かい空気は上にたまる性質がありますので、エアコンを使うときには、サーキュレーターや空気清浄機を併用し、上にたまった暖かい空気をかきまぜましょう。
エアコンの対角線上の離れた位置、もしくは給気口やすきま風の入る窓の前に置いてください。温度ムラをなくし、効率よく部屋を暖めることができます。
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洗濯物の部屋干しで加湿ができる!
エアコンを使うことで、部屋の乾燥が気になるときは、洗濯物を部屋干しするのがおすすめ。洗濯物が乾きやすく、加湿効果もあるので一石二鳥です。ただし、洗濯物の量が多すぎたり、換気が十分でなかったりすることが原因で結露が発生してしまう可能性もあります。湿度計を見ながら、湿度(しつど)が高くなりすぎず、ちょうどよいバランスになるよう注意しましょう。
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床暖房はエアコンで室内を暖めてから!
床暖房を使用するときは、床暖房の運転開始と同時に、先にエアコンで室内も暖めておき、床が温まったらエアコンの設定温度を下げる、もしくはスイッチを切るとよいでしょう。また、床暖房の上に座り、毛布を足に掛けてこたつのように使用するのも温かさが向上するのでおすすめ。エアコンの設定温度をより下げることができ、電気代の節約につながります。
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フローリングの床は部屋の熱を奪いやすく、部屋を暖まりにくくすることもあるので、足元の冷えが気になる家庭では、マットやカーペットを敷いてみましょう。暖房効率が上がります。カーペットの下にアルミマットを敷けばさらに効果的。リビングだけでなく、キッチンや洗面所にもおすすめです。
燃焼系の暖房機器は換気が重要!
灯油やガスのファンヒーター、ストーブを使用する場合は、定期的に換気をして空気を入れ換えるようにしてください。灯油やガスは燃えるときに水分を発生するため、部屋の湿度(しつど)が高くなり結露が発生しやすくなります。結露にお悩みの方は、暖房機器をエアコンに変えることも選択肢の一つです。
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