2017年11月17日
ダイキン工業株式会社


2010年に淀川製作所(大阪府摂津市)で実施した電気設備撤去工事で、本来は工場で保管すべきPCB含有機器を、誤って廃棄していたことが2017年2月に判明致しました。

誤廃棄がわかった時点で大阪府へ報告し、廃棄ルートを追跡調査しました。その結果、PCBが分解する温度で焼却され無害化されていることから、環境影響をはじめ外部への影響が無かったことを確認しています。

誤廃棄した機器は高圧トランスです。撤去工事の際に他の機器と取り違えて社外処分しました。

原因は、当時の担当者が間違った作業をした際の、歯止めの仕組みが不十分であったことにありました。

今後は対策として、業務手順を見直し、担当者と職制の2重チェックに加えて産業廃棄物統括部門が3重にチェックすることで管理体制を強化します。さらに、目で見て分かり易くPCB含有機器である旨の表示を徹底することで、再発防止を図ります。