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エアコン節電情報

6.結露について正しく知りましょう

冬の大きな悩みのひとつが"結露"。結露はそのまま放置しているとカビなどが発生して、建物を傷めることになってしまいます。結露の仕組みやその対策、暖房機器との関係を正しく理解しましょう。

結露はなぜ起こる?

空気の中に含むことのできる水分の量は、空気の温度が高いほど多くなり、温度が低いほど少なくなります。例えば、温度10℃の空気は、温度20℃の空気よりも、含むことのできる水分の量は少なくなります。
温度が下がっても、空気中に存在する水分の量は減らずにそのままなので、10℃の空気は、水分を含みきれなくなり、空気中の水分は結露して水になります。空気中の水分が、冷えた窓ガラスや壁などに触れて結露するのはそのためです。

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結露はどんなところにできる?

水槽の中の水が水平を保とうとするように、空気の中の水分には、それぞれの部屋の温度に関係なく、家中のすべての部屋で同じ量になろうとする性質があります。例えば、食事の支度をしているキッチンで発生した水分も、ドアを開けた時に、北側の部屋や玄関などに流れこんでいきます。 この時、キッチンより温度が低い北側の部屋や玄関の空気では、空気の中に含むことのできる水分の量が、温度が低い分だけ少なくなってしまいます。このため、温度が低い部屋では、結露が発生しやすくなります。
また、石油ストーブやガスストーブなどの暖房機器は、灯油やガスが燃える時に水分が発生するため、空気中の水分が多くなり、より結露が発生しやすくなります。特に、高気密高断熱の家では気密性が高いため、燃焼時に発生した水分が家の外へ逃げにくく、室内の空気中の水分が減らないため、結露が発生しやすい傾向があります。

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結露対策を行いましょう

結露を防ぐには、水分を含んだ空気を部屋の外に追い出すこと、つまり部屋を換気することが有効です。しかし、換気を行うと外から冷たい空気が入ってくるため、暖房の効率も下がってしまいます。
暖房の効率をなるべく下げずに、結露も防止するには、換気の仕方を工夫することが大切です。
まず、消費電力がごくわずかなトイレやお風呂の換気扇などをつねに回しておくのがおすすめです。
普段から、結露がよく発生する窓には、水分をたくさん含んだ空気が窓の近くにたまらないように、扇風機などで弱い風をあてて、空気を動かすようにしましょう。
また、人間は体から常に水分を発していて、寝ている間にもコップ1杯分(約200cc)の汗をかいているといわれています。朝起きた時に、寝室にたまった湿気を追い出しておくことも、寝室の結露対策にはおすすめです。
また、暖房機器をつけていたリビングなどは、暖房のスイッチを切った後、部屋の温度が下がっていくので結露しやすくなります。人がいない就寝中などを利用して、換気をして水分を追い出すようにしましょう。

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