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ニュースリリース

第33回 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
~ Ever Onward with OKINAWA ~

オーキッドバウンティとして
12の個人・団体に総額880万円を贈呈
沖縄県の芸術・文化・スポーツ・教育・研究等の振興を支援

印刷用PDFファイル(346KB)


ダイキン工業株式会社
琉球放送株式会社

沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部で開催を予定していた恒例の日本女子プロゴルフツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』は前夜祭、プロアマ大会、本トーナメント(3月5日~8日)、すべての公式イベントの開催中止を2月28日に決定しました。
しかし、「大会は中止とせざるを得ないが、沖縄で地道に努力し活躍する方々を支援する気持ちの現われであるオーキッドバウンティは開催したい」との考えに、前夜祭とプロアマ大会に参加を予定いただいていた方々から賛同を得ました。皆さまからいただいた浄財と両主催者の寄付金を合わせて、オーキッドバウンティを贈呈させていただきます。

オーキッドバウンティは、1995年にプロアマ大会参加者の浄財と両主催者の寄付金によって設けられ、沖縄県の芸術・文化・スポーツ・教育・沖縄固有の研究等の振興支援を継続して行ってまいりました。26回目となる今回は、沖縄県の12の個人・団体を選定し、総額880万円を贈呈することになりました。これまでの贈呈先とあわせて支援先は、延べ235件を数え、支援総額は累計で1億5,890万円となります。

2020年「オーキッドバウンティ」贈呈先(全12の団体)

(1)ひめゆり平和祈念資料館 100万円(初)
(2)沖縄市こども施策研究会 50万円(初)
(3)喜納 翼(きな つばさ) [車いす陸上] 30万円(初)
(4)特定非営利活動法人 アメラジアンスクール・イン・オキナワ 100万円(2回目)
(5)沖縄県内市町村海外短期留学実行委員会 100万円(7回目)
(6)沖縄ハリケーンズ [車いすラグビー] 100万円(2回目)
(7)特定非営利活動法人 珊瑚舎スコーレ [夜間中学校] 100万円(7回目)
(8)特定非営利活動法人 どうぶつたちの病院 沖縄 100万円(3回目)
(9)沖縄ジュニアゴルファー育成会 50万円(20回目)
(10)金細工(くがにぜーく)またよし 50万円(2回目)
(11)子(しー)の会 [沖縄伝統組踊] 50万円(2回目)
(12)国立大学法人 琉球大学「知のふるさと納税」 50万円(3回目)

2020年(第33回大会)贈呈先の概要

(1)ひめゆり平和祈念資料館(初) <100万円>

館長:普天間 朝佳(ふてんま ちょうけい)

1989年、ひめゆり同窓会が募金に取り組み設立した「沖縄戦とひめゆり学徒隊」に関する博物館。設立以来、民間の資金で運営されており、2019年に開館30周年を迎えた。沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒の鎮魂のため、沖縄戦の翌年に建立された「ひめゆりの塔」に隣接している。学徒227人の遺影や遺品、生存者の証言映像や手記が展示されており、元ひめゆり学徒から直接、戦争体験が聞ける場として、30年間に約2,300万人が来館。戦争体験を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶことができる平和学習の場となっている。現在、元学徒の年齢は90代となり、本資料館は戦争体験のない職員に引き継がれている。

(2)沖縄市こども施策研究会(初) <50万円>

副理事長:鈴木 友一郎(すずき ともいちろう)

地域が主体となって無料で子どもたちに食事や居場所を提供する「子ども食堂」を沖縄で最初に始めた団体。市民のボランティアによって運営されており、子どもたちの居場所づくりや学力向上に取り組む。通学合宿事業を2018年に開始。8回開催し、延べ20人の子どもと2~3泊寝食を共にしながら日常生活の指導をし、学校と地域をつなぐ活動も始めた。寝食を通して子どもたちが本音を言える関係を作り、家や学校以外で信頼できる大人と出会う場を提供することで成長を促している。

(3)喜納 翼(きな つばさ) [車いす陸上](初) <30万円>

2020年東京パラリンピック出場有力候補で、国内外への遠征を重ねさらなる向上を目指し日々トレーニングに励んでいる。中学・高校時代はバスケットボール選手として沖縄県代表に選出された経験がある。大学1年時、自主トレーニング中の事故により、下肢完全麻痺となり車いす生活が始まる。入院生活を経て復学するもスポーツからはいったん遠ざかったが、大学卒業後2013年に車いす陸上に出会い、疾走感に惹かれ競技を始める。2020年3月1日に開催された東京マラソン 車いすの部 女子では大会新記録で優勝した。

(4)特定非営利活動法人 アメラジアンスクール・イン・オキナワ(2回目) <100万円>

校長:小嶺 斐子(こみね あやこ)

主にアメリカ人と日本人(アジア人)の間に生まれた子どもが通うフリースクール。アメラジアンの子どもをもつ母親たちが発起人となり、1998年に開校。アメラジアンのアイデンティティを自由に創造する環境づくりをコンセプトに双方の文化を等しく尊重し、日英両言語での教育を行っている。これまで75人が卒業、現在は幼稚園児から中学生まで64人が通っている。

(5)沖縄県内市町村海外短期留学実行委員会(7回目) <100万円>

委員長:瑞慶覧 長敏(ずけらん ちょうびん)

県内4市村(南城市、中城村、北中城村、東村)で構成されている実行委員会。中・高校生に海外で学習する機会を与えることにより、心の豊かさと国際感覚を養うとともに、国際性豊かな人材育成を目的として、海外短期留学事業を行っている。また、県内研修所において米国より講師を招聘しての英語学習プログラムも実施。

(6)沖縄ハリケーンズ [車いすラグビー](2回目) <100万円>

代表:仲里 進(なかざと しん)

沖縄唯一の車いすラグビー団体。チーム歴は全国の車いすラグビー団体で最も長い20年を誇り、2018年の日本選手権でも3連覇を達成した。プレー中の車いすの修理や選手のサポートなど専門知識が問われる中、選手やスタッフ、ボランティアの遠征費などはほとんどが自費で賄われ活動を続けている。2020年東京パラリンピックに向けて、国内大会もレベルの高い選手が盛んに出場し熾烈な代表争いを繰り広げている。2016年リオデジャネイロパラリンピックで日本代表として出場し、銅メダルを獲得した仲里進氏(42歳)も5大会連続の代表入りを目指してチームメイトと共に日々トレーニングに励む。北京パラリンピック車いすマラソン銀メダリスト 上与那原寛和氏もこの春チームに加入し、今後ますますの飛躍が期待される。

(7)特定非営利活動法人 珊瑚舎スコーレ[夜間中学校](7回目) <100万円>

理事長:星野 人史(ほしの ひとし)

沖縄戦終結の前後に学齢期を迎え、混乱と貧困などの理由から、憲法にある「学ぶ権利」を保障されなかった人が主に通うフリースクール。学校生活の経験がない人、字が書けなくて悔しい思いをしてきた人などが、同じ学び舎のクラスメイトとして夜間に9教科を学び、学ぶ楽しさや自分を表現できる喜びを実感している。平均年齢77歳。2004年4月に開設以降、これまで93人が卒業している。近年は国際色豊かなバッググラウンドを持つ人々にも教育の機会を提供しようと取り組みが広がる。

(8)特定非営利活動法人 どうぶつたちの病院 沖縄(3回目) <100万円>

理事長:長嶺 隆(ながみね たかし)

2004年より主にやんばる(沖縄本島北部)や西表島(八重山諸島)地域に生息するヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなど、希少な野生動物を守る団体。負傷した野生動物の治療保護だけでなく、ロードキル発生防止の取り組みや、捨てられて野生化したネコによる捕食や感染症などから守るための取り組みにも注力するなど多方面から自然保護の活動をし、野生動物との共存を目指している。

(9)沖縄ジュニアゴルファー育成会(20回目) <50万円>

会長:仲間 洋一(なかま ひろかず)

ジュニアゴルファー育成を目的として活動している団体。競技レベルの向上に加えて健全な人格形成やマナー教育にも力を入れ、週に1度小学生を対象に無料レッスンを行っている。これまで多くのプロを輩出しており、将来有望なジュニア選手が所属している。本大会のボランティアにも毎年多くの児童生徒を派遣していただいている。

(10)金細工(くがにぜーく)またよし(2回目) <50万円>

代表:又吉 健次郎(またよし けんじろう)

琉球王朝時代の伝統的な技法を受け継ぐ金細工。「ジーファー(かんざし)」や「房指輪(ふさゆびわ)」、「結び指輪」など、琉球王朝時代に珍重された装飾品を作り続けている。又吉氏の先祖は18世紀半ば琉球王朝の命により中国に技術習得のために官費留学をし、飾り職人として技を極めた。又吉氏は7代目の細工師で、弟子の宮城奈津子氏(愛知県出身)とともに伝統的な技法を守り続け、後継者の育成にも力を注いでいる。2018年には沖縄県民栄誉賞を受賞した安室奈美恵氏への記念品に金細工のジーファーと房指輪が贈られた。首里城の装飾品にも使用されており、再建に向けて装飾品の復元などに又吉氏の持つ技量や経験を活かして尽力したいと考えている。

(11)子(しー)の会 [沖縄伝統組踊](2回目) <50万円>

会長:喜納 吏一(きな りいち)

国立劇場おきなわ組踊研修修了者で、次世代を担う20~30代の若手伝統文化の担い手34人で構成されている。組踊など沖縄伝統芸能の普及に貢献するために小中高校や公民館などへの組踊出張公演やワークショップを行う。地域の人々に親しみを持ってもらおうと、夜の遺跡にステージを組んでの公演などにも出演。劇場に足が運べない方に歩み寄り、興味を持つきっかけづくりを広げたいと活動を続ける。予算が限られる学校の公演などでは、よりクオリティの高い公演を見てもらおうと、子の会が費用を負担して舞台の機材や人件費を工面している。首里城再建に向けて伝統芸能への保存・発展の気運が高まる中、その担い手としての期待も高い。

(12)国立大学法人 琉球大学「知のふるさと納税」(3回目) <50万円>

学長:西田 睦(にしだ むつみ)

大学のない県内の離島では、生徒に大学生や大学生活のイメージがなく、独り暮らしや大学進学を見据えた将来展望を持ちにくいという課題を抱えている。そうした課題を受け琉球大学では、県内に数多くある離島への学習支援を通じて、その発展に貢献することを目指している。離島出身の学生が中心となり離島の生徒や保護者向けに進路相談や大学生活の様子を伝え、模擬授業を実施するなどの交流事業を行い、大学で学ぶイメージを分かりやすく伝えている。この交流事業に参加した生徒の中から、琉球大学へ進学し、卒業後に同事業のスタッフを経て離島の教員になるケースも出てくるなど、離島地域の循環型発展に貢献している。

本リリースに関するお問い合わせ先

オーキッドバウンティ事務局

TEL (098)860-2055


ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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