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ニュースリリース

2017年3月16日

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空気の看板「大ぴちょんくん」が誕生から1年
1年間の大阪の空気感を発表

生誕1周年記念、「ぴちょんくんLINEスタンプ」第二弾を発売

印刷用PDFファイル(1.73MB)


ダイキン工業株式会社は、2016年3月16日に大阪・梅田に設置した空気の看板「大ぴちょんくん」が、誕生から1年を迎えることを記念して、これまで9色の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”と「うるうる」や「じりじり」といった擬音語を使って発信し続けてきた1年間の空気感の統計を発表します。また、生誕1周年を記念して、2017年3月16日より“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”のデザインも採用した「ぴちょんくんLINEスタンプ」第二弾の販売を開始します。

当社は、暮らしに欠かすことができない空気に、より関心を持ってもらいたいとの思いから、見えない空気の状態を可視化し、空気の快適性を分かりやすく判定する基準として、『ダイキン空気感インフォメーション』を2016年に開発しました。
その実用化に向けた第一弾として、「大ぴちょんくん」を通して、大阪の空気感を、9色の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”と、空気を表す擬音語で伝えてきました。
さらに第二弾として、2017年2月9日から3月10日にかけて東京エリアで「大ぴちょんくん」がスマートフォンやパソコン上にバナー広告として登場し、今いる地域の温度、湿度、気象に関する情報を提供しました。

このたび、「大ぴちょんくん」の生誕1周年を記念し、9色の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”のそれぞれの出現頻度と、春の「花粉」、夏の「熱帯夜」、そして、冬の「乾燥」の注意喚起の頻度から、この1年間の大阪・梅田がどのような空気感であったのかを紹介します。

1年間の大阪の空気を温度と湿度を軸に見てみると、湿度が高い日が約半分(46.7%)を占めており、“大阪・梅田は湿気の多い状態”であったことが分かりました。特に、6月と9月は温度と湿度がともに高く、屋内外で熱中症の注意が必要でした。一方で、4月と10月、12月は温度と湿度のバランスがよく、快適な日が多かったようです。また、7月から8月の間は、ほとんどの期間で熱帯夜が続き、2016年の夏は、大阪の暑さが厳しかったことがうかがえました。

「大ぴちょんくん」は、引き続き、季節に応じたその時々の気になる空気の情報を「花粉ぴちょんくん」などの分かりやすい表現でお伝えしていきます。

当社は、これからも空気の専門家として、これまで以上に多くの方に、空気環境への関心を持っていただけるよう、空気に関するさまざまな情報を発信していきます。

『ダイキン空気感インフォメーション』は、温かさと冷たさを表す指標を算出するための要素のうち、温度と湿度は実際の測定値を利用し、風の強さ、代謝量、着衣量は季節や場所ごとのそれぞれの条件における代表値を利用して空気の快適性を判定するものです。
身の回りの空気の快適性を知ることで、より多くの方々に空気に対する関心を持つきっかけにしていただきたいと当社は考えています。
※詳細は下記【ご参考】または下記ホームページ(HP)をご参照ください。
『ダイキン空気感インフォメーション』HP:http://pichonkun.jp/9colors/

空気の快適性を表す“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”2016年度の各月の出現ランキングと傾向を発表
『ダイキン空気感インフォメーション』から見る空気感とは  最も快適だったのは10月

大阪の空気感を伝える空気の看板「大ぴちょんくん」は、温度と湿度に基づいて『ダイキン空気感インフォメーション』で判定したその時々の大阪市の空気感を、9色の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”と「うるうる」や「じりじり」といった擬音語で伝えています。大阪・梅田に「大ぴちょんくん」を設置してから1年、大阪の2016年度はどんな空気感だったのでしょうか。

1年間の空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくんの出現回数を集計した結果、最も多かったのは「じりじりレッド」で18.0%でした。「じりじりレッド」は、快適な空気に比べ、温度と湿度がともに高い空気で、夏場は屋内外で熱中症の注意が必要な空気感です。6月頃から増加し、9月が最も多い53.1%でした。

2番目に出現率が高かったのは「あつあつピンク」で17.2%でした。「あつあつピンク」は、湿度は適正だが、快適な空気に比べて温度が高い空気感です。7月と8月は、半数以上が「あつあつピンク」の空気感でした。

3番目に多かったのは「るんるんブルー」で16.7%でした。「るんるんブルー」は、温度と湿度のバランスが良い最も快適な空気感です。各月で見てみると、「るんるんブルー」の出現率が最も高かった月は、10月で38.0%でした。次いで4月の36.9%、12月の36.0%と続きました。春や秋の空気が快適な印象がありますが、2016年度は12月も温湿度バランスが良い空気感の日が多いことが分かりました。

1年間の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”出現率

1年間

各月の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”出現率

「大ぴちょんくん」は朝6:00~24:00まで1時間ごとに表示。
赤枠:1ヶ月で最も多く登場した“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”
各月
各月
各月
割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とならない場合があります。

−空気感インフォメーションを身近に−
「大ぴちょんくん」誕生1周年を記念して、「ぴちょんくんLINEスタンプ」第二弾を発売

2016年3月に誕生した、空気の看板「大ぴちょんくん」の1周年を記念し、2017年3月16日より「ぴちょんくんLINEスタンプ」第二弾を販売します。暮らしに欠かすことができないにも関わらず、目に見えないことから、普段あまり意識することがない空気を見える化した『ダイキン空気感インフォメーション』を、より身近に感じていただくため、“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”に関するデザインも、LINEスタンプに採用しました。また、同時にライン着せ替えも販売します。

スタンプ一例

スタンプ一例

スタンプ概要

スタンプ名称 ぴちょんくん2
ダウンロードURL http://line.me/S/sticker/1397266
発売日 2017年3月16日(木)
価格 120円
種類 全40種
ぴちょんくん2 QRコード

ぴちょんくん2 QRコード

【ご参考】空気の快適性を見える化する『ダイキン空気感インフォメーション』

『ダイキン空気感インフォメーション』の特徴

温かさと冷たさをあらわす国際規格の指標PMV(Predicted Mean Vote)を応用し、温度と湿度から空気の快適性を判定するものです。PMVは、当社のルームエアコンの開発においても活用しており、温度、湿度、風の強さ、熱放射、代謝量、着衣量に基づいて算出されます。『ダイキン空気感インフォメーション』は、PMVを判定する要素のうち、温度と湿度は実際の測定値を利用し、風の強さ、代謝量、着衣量は、季節や場所ごとのそれぞれの条件における代表値を利用して空気感を9つに分類します。

  1. 快適な空気に比べ、温度が高く、湿度が低い空気
  2. 湿度は適正だが、快適な空気に比べて温度が高い空気
  3. 快適な空気に比べ、温度、湿度ともに高い空気
    ⇒屋内ではカビが発生しやすく、特に夏場は屋内外で熱中症の注意が必要
  4. 温度は適正だが、快適な空気に比べて湿度が低い空気
  5. 最も快適な空気
  6. 温度は適正だが、快適な空気に比べて湿度が高い空気
    ⇒屋内ではカビの発生に注意が必要
  7. 快適な空気に比べ、温度、湿度ともに低い空気
    ⇒特に冬場はインフルエンザウイルスの流行に注意が必要
  8. 湿度は適正だが、快適な空気に比べて温度が低い空気
  9. 快適な空気に比べ、温度が低く、湿度が高い空気

開発の背景

人々の空気に対する意識を明らかにするために、当社が実施している『現代人の空気感調査』によると、2002年の第1回調査では、「日頃、空気をどの程度意識していますか」という質問に91.3%の人が「意識している」と回答したのに対し、2016年の最新の調査では67.8%にとどまりました。※2 近年、PM2.5など空気に関する問題が話題になっているにも関わらず、人々の空気に対する意識が大きく低下しているという結果となりました。
空調総合メーカーである当社は、暮らしに欠かすことができない空気に、より関心を持っていただきたいとの想いから、様々な活動に取り組んでいます。空気に対して関心を持ってもらうためには、見えない空気の状態を可視化することが必要と考え、空調製品の開発に活用していた暖かさと冷たさを表す指標を応用し、このたび『ダイキン空気感インフォメーション』を開発しました。

大阪の屋外における季節ごとの空気感の9分類

季節ごとの空気感

「大ぴちょんくん」の“乾燥”表示基準

「大ぴちょんくん」では、温かさと冷たさをあらわす国際規格の指標PMV(Predicted Mean Vote)を使って、 9エリアに分割した空気情報を9色の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”と擬音語で『ダイキン空気感インフォメーション』として発信しております。今回、新たに追加する「乾燥」の注意喚起では、この9エリアの内、(4)(5)(7)(8)(9)のエリア(下図)に着目し、前日の気象予報で温度・湿度(しつど)がこのエリアに該当する場合に「乾燥ぴちょんくん」を表示します。

“乾燥”表示基準

空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくんとは

当社は、全国で大型の屋外看板を展開しており、各地の温度を表示してきました。その一つである大阪市北区のシロクチビル屋上の大型ネオン看板を、2016年3月に、当社のキャラクターである“ぴちょんくん”を使ったフルカラーLEDの大型看板にリニューアルしました。この看板には従来の温度表示に加え、湿度も表示しています。
大阪の方々に役立つ情報として、温度と湿度に基づいて『ダイキン空気感インフォメーション』で判定したその時々の大阪市の空気感を、9色の“空気(きゅう)(しょく)ぴちょんくん”と擬音語で発信しています。ぴちょんくんの色と擬音語は、色の効果や『現代人の空気感調査』の結果も考慮しながら、それぞれの空気感のイメージにあったものを設定しました。

空気色ぴちょんくんとは

大阪の空気を伝える「大ぴちょんくん」、夏は「熱帯夜」冬は「乾燥」の注意喚起も

空気の看板「大ぴちょんくん」は、年間を通じてさまざまな空気の困りごとを注意喚起してきました。夏には「熱帯夜」を、冬には「乾燥」の注意喚起をしてきました。今回、大阪での「熱帯夜ぴちょんくん」や「乾燥ぴちょんくん」の2016年度の出現日数を集計しました。

集計の結果、当日の天気予報で最低気温が25度以上の時に表示した「熱帯夜ぴちょんくん」は9日間、3日間以上継続して熱帯夜が続いた日に表示した「溶けるぴちょんくん」は30日間と、大阪の夏は暑さが厳しかったことがうかがえる結果となりました。
さらに、当社が開発した空気の快適性を9分類で伝える『ダイキン空気感インフォメーション』より、口や鼻の粘膜が乾燥する温度と湿度の境界線を表した「口腔粘膜曲線」にあたる5つのゾーンを「乾燥エリア」として、冬の乾燥の注意を促す際に表示した「乾燥ぴちょんくん」は、約4ヵ月の表示期間中、98日間も出現しており、大阪の冬は非常に乾燥していたことが分かりました。

大阪の空気を伝える「大ぴちょんくん」
乾燥ぴちょんくんの出現条件の詳細は、【ご参考】にある「大ぴちょんくん」の“乾燥”表示基準をご参照ください。

クリスマスやお正月の特別な日は、大ぴちょんくんも特別仕様

空気の看板「大ぴちょんくん」は、四季折々の情報をお伝えし、季節感を感じていただきたいという想いから、空気に関する情報に留まらず、様々な情報を発信しています。具体的には、夏の訪れを伝える「夏ぴちょんくん」や、年に一度のイベントでは、「ハロウィーンぴちょんくん」、「クリスマスぴちょんくん」、「お正月ぴちょんくん」というように、特別仕様に変身してきました。

クリスマスやお正月の特別な日「大ぴちょんくん」

以上

報道機関からのお問い合わせ先

ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室

本社
〒530-0001 大阪市北区梅田一丁目13番1号(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)
TEL (06)6147-9923(ダイヤルイン)
東京支社
〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号(東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー)
TEL (03)3520-3100(ダイヤルイン)
E-mail
prg@daikin.co.jp

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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