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ニュースリリース

2017年2月27日

  • CSR・環境 CSR・環境

第30回 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
~ Ever Onward with OKINAWA ~
沖縄県の芸術・文化・スポーツ・教育・研究等の振興を支援するオーキッドバウンティ

「混声合唱団アミーチ」など
9つの個人・団体に総額660万円を贈呈

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ダイキン工業株式会社
琉球放送株式会社

ダイキン工業株式会社(本社:大阪市)、琉球放送株式会社(本社:那覇市)は、1988年より毎年、沖縄で女子プロゴルフツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」を開催し、今年、第30回大会をむかえます。 <今年は3月2日(木)~5日(日)まで開催>
本大会では、1995年にプロアマ大会参加者の浄財と両主催者の寄付金による「オーキッドバウンティ」を設け、沖縄県の芸術・文化・スポーツ・教育等の振興支援を継続して行っています。今回から新たに研究への支援を加え、沖縄県の9つの個人・団体を選定し、総額660万円を贈呈します。
今回で23回目となり、これまでの支援先はのべ201件を数え、支援累計額は1億3,620万円となります。本選考から「沖縄固有の研究」を基準の1つとして設け、学術的な面からも地域発展に貢献する姿勢を尊重し支援していきます。

2017年「オーキッドバウンティ」贈呈先(全9つの個人・団体)

(1)混声合唱団アミーチ 100万円(初)
(2)鼓衆若太陽(ちぢんしゅうわかてぃーだ) 100万円(初)
(3)喜納千鶴子(きな ちずこ)[しまくとぅば] 30万円(初)
(4)屋比久翔平(やびく しょうへい)[レスリング] 30万円(初)
(5)沖縄県内市町村海外短期留学実行委員会 100万円(4回目)
(6)珊瑚舎スコーレ[夜間中学校] 100万円(4回目)
(7)沖縄ジュニアゴルファー育成会 50万円(17回目)
(8)琉球交響楽団 50万円(12回目)
(9)公益財団法人 琉球大学後援財団 [沖縄固有の研究] 100万円(初)
公益財団法人 琉球大学後援財団への贈呈は4回目となりますが、[沖縄固有の研究]に用途をしぼった贈呈は、
今回が初めてとなります。

2017年(第30回大会)贈呈先の概要

(1)混声合唱団アミーチ(初) <100万円>

団長:幸地長興(こうち ちょうこう)

沖縄オペラの牽引者である翁長剛氏が率いる合唱団。合唱の技術にバラつきはあるものの、年齢を重ね人生経験豊富な団員が、歌詞の一つ一つに想いをのせて歌うため、時に技術を超え、人の感涙を誘うような爆発的な表現力を発揮する。結成20年をむかえ、現役メンバー最高齢は95歳、平均年齢およそ70歳とその勢いは衰えを知らず飛躍を続けている。
2016年3月に東京で開かれた「第20回シニアコーラスTOKYOフェスティバル」で最優秀賞に当たる厚生労働大臣賞を受賞。初出場で国内最高レベルのシニアコーラスで頂点に立つ快挙を成し遂げた。

(2)鼓衆若太陽(ちぢんしゅうわかてぃーだ)(初) <100万円>

鼓衆(ちぢんしゅう)とは、太鼓を打ちならす人々を意味し、若太陽(わかてぃーだ)は、太陽の島沖縄、太陽の都市浦添、またその他に生まれ育った文化や伝統に絶えずこだわりを持ちながら更に新しい文化を創造するエネルギッシュな若者達の情熱を表している。
1993年6月に結成。各地での様々なイベントに積極的に参加しつつ、青少年の健全育成に役立ちたいと鼓衆グループを結成し、現在では13団体(約150名)の子供たちへの太鼓指導を行っている。海外公演も実施するなど、積極的に活動をしている。

(3)喜納千鶴子(きな ちずこ)[しまくとぅば] (初) <30万円>

93歳と高齢にも関わらず現役で沖縄方言「しまくとぅば」の普及に尽力している。県内各地の自治体や教育現場で指導者の育成に尽力されている。戦前、標準語を話すように教育を受け、故郷の言葉を封じられた経験もあることから、より一層ご先祖から受け継いだ言葉の重みを感じている。
戦争中の体験や戦後の激動の時代を駆け抜けたことから、平和な世となった今だからこそ伝えたい言葉があると強い思いを持っている。

(4)屋比久翔平(やびく しょうへい)[レスリング] (初) <30万円>

沖縄県立浦添工業高校出身、日本体育大学レスリング部では総合主将を務めチームを率いた。父:保氏も国士舘OBで、全日本チャンピオン。昨年8月に開かれた全日本学生レスリング選手権大会グレコローマンスタイル80キロ級では圧倒的な強さで大会3連覇を達成し12月には天皇杯全日本選手権連覇した。4月からは社会人チームに所属し、東京オリンピックを目指す。

(5)沖縄県内市町村海外短期留学実行委員会(4回目) <100万円>

委員長:古謝 景春(こじゃ けいしゅん)

県内4市村(南城市、中城村、北中城村、東村)で構成されている実行委員会。中・高校生に海外で学習する機会を与えることにより、心の豊かさと国際感覚を養うとともに、国際性豊かな人材育成を目的として海外短期留学事業を行っている。また、県内研修所において米国より講師を招聘しての英語学習プログラムも実施している。

(6)珊瑚舎スコーレ[夜間中学校](4回目) <100万円>

理事長: 星野 人史(ほしの ひとし)

沖縄戦終結の前後に学齢期をむかえ、混乱と貧困のため学校に通えず就学できなかった人が多く在籍する。これまで「クラスメート」を持ったことが無い人や、字が書けなくて悔しい思いをしてきた人など、様々な理由から憲法で保障されている学ぶ権利を保障されなかった方々が、自分の居場所たる「学校」を初めて持ち、生き生きと通うコミュニティー。

(7)沖縄ジュニアゴルファー育成会(17回目) <50万円>

会長:仲間 洋一(なかま ひろかず)

ジュニアゴルファー育成を目的として活動している県内唯一の団体であり、競技レベルの向上に加えて健全な人格形成やマナー教育にも力を入れている。多くのプロを輩出している上に、将来有望なアマチュアが多く所属している。父母が手弁当で活動しており、本大会のボランティアにも毎年多くの児童生徒を派遣していただいている。

(8)琉球交響楽団(12回目) <50万円>

副代表:岩崎 セツ子(いわさき せつこ)

沖縄県立芸術大学卒業生が中心となって2001年に結成以来、沖縄クラシック音楽界を代表する活動を続けている。定期演奏会や出張コンサートなど積極的な演奏活動を行うとともに、音楽鑑賞教室を充実させ、子供たちに生のクラシック音楽に触れてもらい、身近に感じてもらう活動も続けている。若い演奏家の育成に努めると共に、地元演奏家との共演の機会を作る等、クラシック音楽の普及に努めている。

(9)公益財団法人 琉球大学後援財団 [沖縄固有の研究](初) <100万円>

理事長:金城 棟啓(きんじょう とうけい)

財団の支援を受ける琉球大学では、「地域とともに豊かな未来社会をデザインする大学」、熱帯・島嶼・海洋・医学研究の国際的な拠点として「アジア・太平洋地域の卓越した教育研究拠点大学」を目指している。特に沖縄の自然・歴史・文化を活かした、生物多様性の維持、気候変動の珊瑚礁への影響、健康長寿科学、琉球列島における言語の研究などを強みとし、沖縄固有の研究を幅広く行っている。
今回の贈呈では、財団が大学の研究者を支援する「教育研究奨励事業」の中に、「オーキットバウンティ 琉球・沖縄研究への支援」として新たに枠を設け、沖縄に密着した研究を行う学生研究者を2~4名選考し、支援する。

本リリースに関するお問い合わせ先

オーキッドバウンティ事務局

TEL(098)860-2055


ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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