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ニュースリリース

業界トップクラスの省エネ性で、ライフサイクルコスト低減に貢献

空冷ヒートポンプ式モジュールチラー『HEXAGON Force』新発売

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『HEXAGON Force』

ダイキン工業株式会社は、業界トップクラスの省エネ性を実現した空冷ヒートポンプ式モジュールチラー『HEXAGON Force(ヘキサゴン フォース)』を2017年1月16日より発売します。
空調熱源機のエネルギー消費効率は、真夏や真冬など空調機に高い負荷がかかる時期の運転効率(COP)と、年間の約90%の期間を占める低い負荷での運転効率(IPLV)に分けられます。COPは主に、電力供給の負担となるピーク電力や、翌年の契約電力の料金に影響し、IPLVは年間の消費電力量の変動に大きく影響します。そのため、高層ビルや商業施設では、空調熱源機の運転効率(COP、IPLV)の向上による、さらなる省エネ化が大きな課題のひとつとなっています。
本商品は、効率的に冷媒を圧縮してエネルギーロスを抑える中間インジェクション回路を採用した「高効率スクロール圧縮機」の搭載に加え、空気熱交換器を効率的に配置した独自の「F型構造」の採用により、年間を通じて高い運転効率を実現します。また、オープンネットワークへの容易な接続で、IoT対応のクラウド型サービスなどを活用した、より細やかなエネルギーマネジメントも可能になります。これにより、空調機のより効率的な運用や、長寿命化など、首都圏を中心に増加する大型施設の空調機のライフサイクルコスト低減に貢献します。

ヒートポンプタイプ
(冷却・加熱兼用型)
冷却専用タイプ
相当馬力(HP) 30 40 50 60 30 40 50 60
標準機(200V級)
ポンプレス仕様
耐塩害仕様
耐重塩害仕様
公共建築工事標準仕様準拠
インバータポンプ仕様
高調波対策仕様
ブライン仕様
異電圧仕様(400V級)
高効率(散水)仕様

1. 「高効率スクロール圧縮機」と独自の「F型構造」で業界トップクラスのCOPとIPLVを達成

  • スクロール圧縮機の高効率化で、低負荷運転時にも優れた省エネ性能を発揮。
  • 独自の「F型構造」で空気熱交換器を最大限に大型化し、省エネ性を向上。
  • 30馬力機において、冷却COP4.15※1、加熱COP3.94※2、期間成績係数冷却IPLV6.2※3を達成。

2. 市場ニーズに対応した、ラインアップの拡充

  • 新たに60馬力機をラインアップし、モジュール連結台数、施工工数、設置スペースを削減。
  • インバータポンプ仕様機と高調波対策仕様機をラインアップし、機器の選定工数を簡略化。

3. IoTサービスに対する運転データの発信で、システム全体の最適運用が可能

  • 空調熱源機の性能や運転状態など、エネルギーマネジメントに必要な情報を見える化。
  • オープンネットワークへの接続で、より高度なエネルギーマネジメントシステムの活用が可能。

特長の詳細

1. 「高効率スクロール圧縮機」と独自の「F型構造」で業界トップクラスのCOP、IPLVを達成

高層ビルや商業施設での空調負荷は、主に、ピーク電力の上昇に影響する高負荷時と、期間消費電力量の増加に影響する運転時間の長い低負荷時に分けられます。一般的に、これら高負荷時と低負荷時の運転効率を上げ、空調機のランニングコストを削減することが大きな課題のひとつとして捉えられています。
本商品では、空気熱交換器を最大限に大型化するため、独自の「F型構造」を採用しました。これにより、高負荷時の運転効率(冷却COP)と低負荷時の運転効率(期間成績係数冷却IPLV)において優れた性能を発揮し、年間の消費電力量削減に貢献します。
さらに、「高効率スクロール圧縮機」に搭載した中間インジェクション回路の特性を生かすことで、加熱能力も向上し、冷却加熱平均COP4.05を達成しました。シリーズ全体で、従来※4と比べてCOPを約10~16%向上させたことで業界トップクラスの省エネ性を発揮します。

HEXAGON Forceの省エネ性能(ヒートポンプタイプ 標準機200Vの時)

冷却COP※5 加熱COP※6 冷却加熱
平均COP
冷却IPLV※7
30HP 4.15 3.94 4.05 6.2
40HP 3.68 3.74 3.71 6.0
50HP 3.47 3.52 3.50 5.6
60HP 3.22 3.32 3.27 5.2

「高効率スクロール圧縮機」の特長

  • 背圧コントロール機構による低圧縮比、低回転数での効率を向上。
  • 中間インジェクション回路の搭載による定格性能の向上。

「F型構造」の特長

  • コの字型熱交換器と斜めの熱交換器を組み合わせた独自構造。
  • 熱交換器の効率的な配置で、熱交換器を最大限に大型化。

2. 市場ニーズに対応した、ラインアップの拡充

60馬力機のラインアップで、モジュール連結台数、施工工数、設置スペースの削減に貢献

近年の建築需要の増加により、モジュールチラーにおいても、さらなる施工工数の削減や設置台数の低減が強く求められています。本商品は、従来の30・40・50馬力機種に加えて60馬力機種を新たに開発し、モジュール連結設置台数を低減させることで、施工工数や設置スペースのさらなる削減に貢献します。

インバータポンプ標準仕様機と高調波対策仕様機の2シリーズを新たに追加

平成29年に施行が予定されている建築物省エネ法や、各種省エネ関連補助金への対応のため、ポンプ動力の低減に貢献するインバータポンプ標準仕様機を新たにラインアップしました。
また、インバータを搭載する機器は、高調波抑制ガイドラインに基づき高調波対策を施すことが義務付けられる場合があります。今回、アクティブフィルタを標準搭載した高調波対策仕様機も新たにラインアップし、機器選定を簡略化します。

3. IoTサービスに対する運転データの発信で、システム全体の最適運用が可能

将来的に、IoTに対応したクラウド型サービスなどを活用した、より細やかなエネルギーマネジメントのニーズが高まると予想されています。この市場ニーズに対応するため、オープンネットワークへの接続をこれまで以上に容易にし、より高度なエネルギーマネジメントに必要な運転データの提供範囲を大幅に拡充します。

運転データの提供範囲の拡大

従来の発停、異常等の基本データに加え、空調熱源機の基本性能を表す“能力、消費電力、COP”、さらには“冷温水量、最大・平均運転稼働率、単位時間あたり発停回数”などの提供も可能になります。熱源システムの実省エネに貢献する運転データを提供します。

オープンネットワーク通信方法の拡充

本商品のシステム全体を自動制御し、運転情報を収集する「高機能モジュールコントローラ」を介して、オープンネットワークに容易に接続できます。これにより、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)や計装の配線工事の削減が可能です。
また、世界のビルや工場で広く採用されるModbus(モドバス)通信やBACnet(バックネット)通信だけでなく、自動車工場の業界で多く採用されるFL-NET(エフエルネット)通信にも対応し、さらに多くの環境での機器使用が可能となりました。

通信可能なネットワーク HEXAGON Force 従来機(HEXAGON D型)
通信可否 PLC 通信可否 PLC
Modbus 不要 ×
BACnet 不要 不要
FL-NET 必要 ×
※1
冷却COP値の運転条件:冷水出入口温度 7−14℃、外気35℃(D.B.)。
※2
加熱COP値の運転条件:温水出入口温度 45−38℃、外気7℃(D.B.)6℃(W.B)。
※3
冷却IPLV値の運転条件:日本冷凍空調工業会 ウォーターチリングユニット規格 JRA4066:2014に基づく。冷水出入口温度 7−12℃。
※4
従来機UWXY-D型との比較
※5
冷却COP値の運転条件:冷水出入口温度 7−14℃、外気35℃(D.B.)。
※6
加熱COP値の運転条件:温水出入口温度 45−38℃、外気7℃(D.B.)6℃(W.B.)。
※7
冷却IPLV値の運転条件:日本冷凍空調工業会 ウォーターチリングユニット規格 JRA4066:2014に基づく。冷水出入口温度 7−12℃。

関連情報

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