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見えない空気をデザインする

デザインの力で空気を見える化

人と気持ちに寄り添う空気

みなさんは、「空気」の存在を意識することってありますか。ほとんどの方が、考えたこともないと思います。

でも、旅行やアウトドアレジャーなどで、緑が萌える草原、広々とした海といった美しい自然にふれると、「空気がキレイ。おいしい」と感じたりして、とても清々しい気持ちになりませんか。普段の生活でも、快適なお部屋で過ごすと心がほっと落ち着いたり、穏やかになったり、疲れが癒やされたりします。

自然、空間はもちろん、空気は人と人の間にも介在しています。
人との出会いや付き合いの中で、何となく空気感が合う人とは、会話が弾んだり、気持ちが和んだりしますよね。

会社や組織の間でも、ひとつのミッションに取り組む時、その場にいいムードが漂っていると、メンバー一人ひとりのモチベーション、チームの結束力が高まることが多いと思います。
昔からよく言われる「士気を高める」という言葉には、人の気持ちだけでなく、その場の空気を高める意味も含まれているのでしょう。

言葉で伝えなくても、場の空気で人の気持ちがわかることもあります。「空気を読む」なんて表現もされますよね。
赤ちゃんとお母さんと結びつきも、その一例ではないでしょうか。まだ言葉を話すことできない赤ちゃんは、お母さんのぬくもり、やさしさ、そばにいるという「空気感」を感じ取って、泣いたり、笑ったりして気持ちを伝えていると思うのです。

このように、空気は、365日24時間、人のそばに寄り添っています。そして、涼しい、あたたかい、心地いい、やさしい、やわらかい、楽しいといった人が感じる想いのきっかけを創ってくれているのです。

空気で心をもっと豊かに

たくさんの効果をもたらす空気ですが、残念ながら、目で見ることはできません。しかし、多くの人は空気を敏感にキャッチしています。室内の温度や湿度を調節したり、わざわざ空気がキレイな場所に出かけたり、空気清浄機が多くの家庭に浸透したのも、環境の変化に伴い、空気への関心が高まったからでしょう。そういった意味では、みなさんも空気の存在を特別に考えることはなくても、常に感じていると思います。

そんな空気をデザインし、もっと上手に活用していけるようになれば、人の気持ちや暮らしはもっと豊かに、素敵になると思うのです。

だからこそ、我々ダイキンデザインは、涼しい、あたたかい、心地いい、やさしい、やわらかいといった人の心を豊かに、快適にする"空気の見える化"に取り組んでいます。

空気の見える化

見えないもののすばらしさを、多くの人の感性に訴える、響かせることは、なかなか難しいですよね。
だから私たちは空気をデザインし、 "空気の見える化"してゆくのです。
例えば、空気清浄機って、ゴミやチリをどれくらい集めたか、空気がどれくらいキレイになったかを定量的に示しても、今ひとつわかりにくくないですか。そこで、一定の集塵が完了すれば、ランプが赤から緑に変わるようにデザインをしました。

これだと「空気がキレイになったな」と、視覚的にも感覚的にも捉えやすくなります。もちろん、キレイになった空気による心地よさも感じやすいのではないでしょうか。

無限に広がる空気のデザインの可能性

ダイキンのテクノロジーで、人と人の間にある"空気を見える化"すれば、ギクシャクした人間関係やストレスフルな社会をスムーズにしたり、遠出をしなくても大自然の清々しさを自宅で味わえたり、さらには、親子のぬくもりを伝えることで育児のサポートにつなげられたりと、空気によってもたらせる体験や感動、新しい可能性は考えれば考えるほど、無限大に広がっていって、デザイナーとしてはワクワクしますね。

ダイキンデザインは、それらを一つひとつ見える化、具現化して、届けていきます。

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