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ミラノサローネ2015 対談 Fabirca×ダイキン "ミラノサローネについて"

サム・バロン氏と関 康一郎が、Milano Saloneについて語りました。

ダイキンにとっての「ミラノサローネ」とは?

Sam Baron (Baron):
"暖かさや冷たさ"といった空気に関する普遍的な事柄について、「ダイキンはなにができるのか」を常に発信し続けることだと思います。

関 康一郎 (関):
ミラノサローネはデザインイベントの枠を超えて、世界にブランドのコアアイデアを発信する拠点になっていると思います。
ですから、そこで展示を通じて我々が考えていることを表現し続けるというのは、グローバルブランドであるダイキンにとって、重要な活動だと思っています。

Baron:
ブランドが持つ普遍的なアイデアをクリエイティブに訴求できれば、ダイキンがデザインの世界で認められる企業になれるのではと考えています。

ダイキンが世の中にもっと発信すべきことは?

Baron:
私は、ダイキンは自分の表現の方向性を定めるべきだと思います。「ダイキンは空調の会社です」ではなくて、他社が持っていない価値をどのように見せるかということです。
ダイキンはさらに上位の概念を表現するべきです。ダイキンの持つ品質とセンスを、我々が感じられるようにせねばなりません。

:
ダイキンは空調ブランドとして、24時間365日、世界中の人々に寄り添っています。
その我々が提供できるよりよいライフスタイルや、人々にどのような価値を提供しているかを、表現していくべきでしょう。

Baron:
空気自体は、すべてのひとの周りにあるものです。さらに、ダイキンならではの空気とは何か、を表現する必要があります。
普遍的な事実に基づいたメッセージは、すべての人が身近に感じることができ、すべての人に対して効果的に伝わります。
そうすることによってダイキンは、付加価値の高いブランドになれると信じています。今年は「ダイキンは、空気を扱う術を知り尽くしている」ということを伝えたいと思います。
空気は全ての人のまわりにある。だからこそダイキンは「全ての人に寄り添っているブランドである」ということを、感じてもらえるようにしたいと考えています。

2015年の展示をどのようなものにしたいか?

:
ダイキンにしか創れない空気を表現することが重要です。
それがダイキン・テクノロジーやパーソナリティから生み出されたものであれば、無形の概念を展示で示すのはよいことだと思います。

Baron:
重要なのは機器それ自体ではなく、それを通して得られる体験を見せることです。
展示のデザインにおいて鍵となるのは、見る人にインスピレーションを与えることです。人々に感動を与え、快適さを提供する-それが、ダイキンの他社との違いを示すことになります。

:
ダイキンは日本の会社であり、日本には四季があります。冬は寒く、夏は暑く湿度も高い。そのような環境の中で、一年を通して快適な環境を創ろうとしてきたのが、ダイキンの商品です。
そして人々が365日触れている空気を、極めて高度なダイキンの物づくりが生み出しています。
これらこそダイキンが「空気のスペシャリスト」たる所以であり、人々に感動を与える源であり、我々の付加価値を生み出す強みなのだと考えています。

サム・バロン
対談者サム・バロン Fabrica クリエイティブ・ディレクター/コンサルタント
The Fine Arts School of Saint Etienneを卒業後、The National Decorative Arts School of Parisで学んだ。伝統的な設計手法に新たな解釈を加える事により、現代のプロダクトデザインに関する疑問を浮き上がらす方法を得意としている。2006年にFabricaのデザイン・スタジオを率いており、現在は制作拠点や住まいをフランス、ポルトガル、イタリアに据え活躍中。
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