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2014年度の活動ハイライト5

社会貢献:環境保全への貢献:従業員参加で気候変動の緩和に貢献する“空気をはぐくむ森”

Why? なぜ重要か

世界の温室効果ガス排出の約1割は森林の消失に由来

気候変動による自然災害や食糧問題の危機的状況が拡大し、今後ますます人類に及ぼす影響の深刻化が懸念されています。ダイキンは事業の成長と地球環境問題への貢献の両立をめざし、省エネ技術や低温暖化冷媒R32の普及などを通じて、気候変動の主原因となる温室効果ガスの削減に積極的に取り組んできました。

一方、世界の温室効果ガス排出の約1割は、途上国での森林の消失によって、森林に蓄えられたCO2が大気中に排出されることに起因すると言われています。そこでダイキンでは、事業活動の枠を越えた社会貢献活動として、世界各地の森林保全活動に取り組んでいます。

世界の温室効果ガス排出量の内訳(2010年)

世界の温室効果ガス排出量の内訳(2010年)

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DAIKIN’S APPROACH

「地球のエアコン」である森林と地域住民との持続可能な共生をめざして

ダイキンは、快適な空気環境を生み出す森林を「地球のエアコン」と考え、2008年からインドネシアで、2011年から日本・知床で森林再生・保全活動を実施してきました。これらをベースに、2014年6月、国際NGOコンサベーション・インターナショナルと公益財団法人知床財団と連携し、世界有数の自然でありながら生物多様性の危機に瀕している7つの地域で「“空気をはぐくむ森”プロジェクト」を開始しました。

途上国で森林が減少しているのは、農地開拓や薪炭材利用のための過剰伐採など人為的要因が大きく、その根底にあるのは「貧困問題」です。これを改善するため、単なる植林だけでなく、地域のコミュニティが森林の大切さを理解し、木を切らなくても生活を営めるよう、持続可能な農業支援、環境教育、違法伐採・密猟の取り締まり、そしてそのための合意形成やトレーニングなどを支援。未来にわたって持続可能な森林管理につなげていきます。

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PERFORMANCE

カンボジアで、代替生計を支援し違法伐採を抑止

2015年2月、支援地の一つ、カンボジアでプロジェクトの開始を祝うセレモニーを開催しました。カンボジア南西部の中央カルダモン山地は、美しい自然が広がる東南アジア最大級の原生的な森林地帯です。しかし、違法伐採や密猟が後を絶たず、世界でも深刻な森林減少が進んでいます。

ダイキンは、ここでエコツーリズムを支援し、地域住民の代替生計への転換を図ります。森を観光資源として地元住民がガイドすることで、収入を得ながら森を大切にして生活する暮らし方を提案しています。

また、地域住民が伐採など違法の行為を取り締まる活動に参加することを支援しています。政府活動への協力に対し、収入が得られる仕組みをつくることで、自ら率先して森を守る意識を高めていきます。

森林保全につながるコミュニティ支援の一例

森林保全につながるコミュニティ支援の一例

従業員が参加できる仕組みづくり

ダイキンはNGOへの金銭的支援にとどまらず、従業員の参加によるさらなる貢献をめざしており、「“空気をはぐくむ森”プロジェクト」にグローバル各拠点の従業員が参加できる仕組みづくりに取り組んでいます。

その一環として日本では、2014年度、自宅で使用していない文房具の寄付を従業員に呼びかけ、約5,000本の鉛筆を支援先のカンボジアに寄付することができました。子どもたちの教育支援に従業員の力が役立っています。

社内から集まった鉛筆をカンボジアの子どもたちに寄贈

社内から集まった鉛筆をカンボジアの子どもたちに寄贈

社内から集まった鉛筆をカンボジアの子どもたちに寄贈

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NEXT CHALLENGE

長期的な支援で、気候変動の緩和に貢献

「“空気をはぐくむ森”プロジェクト」では、今後10年にわたって世界7カ所において約1,100万ヘクタールの森林を保全し、700万トンのCO2削減をめざしています。

日本では従業員ボランティアが知床の活動地を訪問し、累計93名が森林保全活動に参加してきました。

海外拠点の従業員も支援地でボランティア活動や寄付などに参加し、実体験を通して環境意識を高めるきっかけにしていきます。それによって地球を思いやり、環境を大切にする心を持って行動する“グリーンハート”を世界中で育て、一人ひとりが地球の未来を考えて行動するグループへと前進していきます。

ステークホルダーの声

森林保全は電力源である水源保全と貧困防止に貢献します

このプロジェクトの対象地であるカンボジアの中央カルダモン森林保護区は、その広大な森に蓄えた水を使って水力発電を行っており、これからの発展をめざすカンボジアの成長や人々の生活を支える大切なバッテリーとなる重要な地です。

10年間といった長い目で、将来世代のことも考えた持続可能な取り組みをご支援いただき、感謝しています。この活動は国連目標の貧困や飢餓の撲滅、教育の普及、環境の持続可能性確保といった項目にも貢献する、世界的に意義のある活動です。かならず成功させて、ロールモデルとして他地域に展開できるよう努めていきます。

カンボジア政府 森林局長 Chheng Kimsun氏

カンボジア政府
森林局長Chheng Kimsun氏

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