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2018年度 活動ハイライト 顧客満足
2018年度 活動ハイライト 顧客満足

多様な地域ニーズに素早く応える
グローバル商品開発体制

Why?なぜ重要か

エアコンに求められるものが、地域によって大きく異なるから

世界では新興国の経済発展に伴い、グローバルでのエアコン需要が拡大しています。しかし、求められる機能や性能はさまざまな気候や文化、所得水準などによって大きく異なり、地域事情に即した商品開発にはコストと時間がかかります。ダイキンは、お客様満足の向上のため、ニーズに合った製品を素早く、適正価格で提供する必要があると考えています。

都市別ニーズの例

都市名 地域ニーズ
デリー 季節の寒暖差による冷暖房ニーズ。頻繁な停電への対応
ジャカルタ 都市化による室外機のサイズダウン
シンガポール 長時間運転しても省エネなビル用エアコン
パリ 静音性・インテリア性を重視
ニューヨーク 全館空調でつけっぱなしにできる耐久性

…冷房需要あり …暖房需要あり

DAIKIN’S APPROACH

地域密着型の開発とベースモデルの採用で、地域独自製品を素早く適正価格で提供

150カ国以上で事業を展開するダイキンは、市場に近いところに工場を作るだけでなく、各地域でも技術者を採用・育成し、商品開発機能を強化しています。

さらに日本で製品を構成する基本性能と要素部品をまとめた汎用性の高い「ベースモデル」をつくり、地域のニーズに応じて機能を組み合わせる「ベースモデル開発方式」を採用。コスト削減に加えて商品開発期間を短縮し、適正価格でニーズに応じた製品を素早くお届けできるようになりました。

ダイキンのR&Dセンター

ダイキンのR&Dセンター

DAIKIN’S PERFORMANCE

インドR&Dセンターの設立で製品化のスピードが大幅にアップ

R&Dセンターを設置したことで、地域のニーズに応じた商品開発に成功している市場の一つがインドです。ダイキンは2000年にインドでエアコンの販売を始め、2009年にニムラナ工場を設立しました。しかし、当時は商品開発機能がなく、日本やタイで開発された商品をインドで製造し、販売していたため、ニーズに合った製品化に時間がかかったうえ、お客様の声を十分に反映できないことがありました。

そこで2016年、工場内に新商品の開発や新技術の確立を担うR&Dセンターを設立。インド人開発者が直接、お客様からニーズを聞き、すぐ試作・試験ができるようになったことで、製品化の時間が大幅に削減されました。最短ではお客様のニーズをキャッチしてから3カ月で製品化を実現しています。

ニーズにきめ細かく対応することで力をつける現地開発拠点

インドの空調市場を取り巻く環境は日本とは大きく違います。まずインドのR&Dセンターでは気候や電力供給の状況などから地域ごとの課題を洗い出しました。

そしてベースモデルをもとに、マイナーチェンジで対応できる課題から取り組みをはじめました。例えば、悪路輸送による損傷が原因となる故障に対して、製品の底板や、梱包材を変更しました。また、河川に排出される生活廃水から発生したガスで部品が腐食する故障には、配管に塗装を施すことで対応しました。

このように地域のニーズに細かく対応することで、インドのR&Dセンターは商品開発力をつけていきました。特にインドが得意とするのは高い外気温度への対応です。中央部や沿岸部ではベースモデルの限界である46℃を超えることが多いため、独自に研究を重ね、54℃までの対応に成功しました。今ではインド国内だけでなく中東へも輸出しています。

インドの地域別課題とその対応例

インドの地域別課題とその対応例

NEXT CHALLENGE

世界各地で培った技術をグループ全体で生かし、商品開発を加速

ダイキンでは、従来日本が一手に担っていたキー技術の集約を、地域ごとの得意分野で分担し、それぞれがグローバルマザー機能を担う体制をめざしています。より効率的な開発を目的として2017年に欧州・米州・インド・中国・日本の計5カ所をマザーR&D拠点とし、以降日本のTICがコントロールタワーとして技術者や中長期の開発予算を戦略的に振り分けています。

今後は地域主導の特色を生かした商品開発を軸に、各拠点のノウハウを相互に共有することで、さらにスピーディに、コストを削減しながら、お客様のニーズに合った製品を世界中に届けていきます。

Voice

ニーズへの対応と価格でユーザーに喜ばれています

ダイキンの強みは開発力です。私が販売する地域では、暖房機能付き機種や省エネ機種など、ニーズに合った製品を手の届く価格で購入できることが、ユーザーに大変喜ばれています。今後もインド市場に合った商品の開発を期待しています。

ダイキン販売店 A.S.Air System 社長 Sanjeev Agarwal 氏

ダイキン販売店 A.S.Air System 社長
Sanjeev Agarwal 氏

CSR・環境
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