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気候変動への対応

フッ素化学製品、油圧機器製品での省エネルギー

気候変動への対応


フッ素化学製品

フッ素の特性を生かし、太陽電池の長寿命化に貢献

フッ素樹脂の耐薬品性、耐熱性、耐候性という特長を生かして、太陽電池の普及に役立つ材料を提供しています。例えば、太陽電池の表面保護フィルムに使われるフッ素樹脂「ETFEフィルム」は、優れた耐候性、高い光線透過率、ガラスに比べて軽量という特長を持ち、折り曲げが可能なフレキシブルタイプと呼ばれる太陽電池に20年以上も使用されています。この他にフィルム表面の改質による集光性の向上やフッ素樹脂の高誘電率の特性を利用し、パワーコンディショナーなどに搭載されるフィルムコンデンサーの小型化に貢献する製品の研究開発も進めています。

ETFE:耐薬品性、絶縁性に優れたフッ素樹脂。電線の被覆材などに使用されています。

地球温暖化係数を62%低減した新冷媒「R-407H」を発売

現在の冷凍冷蔵機器に多く使用されている冷媒のR-404Aより、地球温暖化係数(GWP)が約62%低い冷凍冷蔵用の新冷媒「R-407H」を開発し販売を開始しました。主に欧州の市場で採用が始まっています。

油圧機器製品

省エネハイブリッド油圧ユニット「スーパーユニット」
工場の省エネ化とCO2削減に貢献

ダイキンは工場の生産ラインなどに組み込まれる油圧ユニットでも省エネ性を追求しています。

独自のハイブリッド油圧「スーパーユニット」は、省エネ型エアコンに使用しているモータ・インバータ技術を採用。待機時・動作時・保圧時の負荷圧に応じて自動的にポンプの回転数を電子制御し、保圧時の省エネ率は50%以上(当社ピストンポンプ比)を実現しています。プレス機や加硫機、鋳造機など幅広い産業機械に採用され、工場の省エネとCO2削減に大きく貢献しています。2014年にモデルチェンジと機種拡充をし、2017年には、電力消費量の多い大型機械に対応が可能な37kW用を2機種発売しました。

海外でもさまざまな産業機械に採用され、精度の高さと省エネ性が高く評価されています。

「スーパーユニット」と従来機の消費電力比較

「スーパーユニット」と従来機の消費電力比較

省エネ油圧ユニット「エコリッチ」
消費電力削減などに貢献

省エネ油圧ユニット「エコリッチ」は、世界で初めて油圧技術とエアコンのモータ・インバータ技術を融合した製品として1999年に開発。当社ピストンポンプと比べて約50%の消費電力削減を実現しています。この製品は2016年に高効率IPMモータを搭載した機種をモデルチェンジしました。従来品に比べ、消費電力量を30%削減、油温上昇5℃低下をはじめ、多くの特長を有しています。

また、2018年にはトランスレス400V仕様のエコリッチを発売。欧州や中国でも直接電源接続が可能になり、トランスを設置する必要がなくなりました。

油冷却機器「オイルコン」
幅広いラインアップ展開を完了

工作機械で加工精度に大きく影響を与える潤滑油/冷却油の緻密な温度制御を可能にするのが、油冷却機器「オイルコン9シリーズ」です。

±0.1℃の高精度温度制御を可能にすると同時に、インバータ制御や最新型圧縮機の導入などによって従来のオンオフ制御機に比べて45%の省エネを実現しています。

2018年には、オイルコンの一部機種に水冷式製品を発売しました。一般的な空冷式オイルコンは工場空間への廃熱が問題になりますが、冷却水を用いて工場外に排水します。

浸漬形オイルコン

浸漬形オイルコン

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