工場ではD-BIPS(ダイキン空調システム)を活用した空調一括コントロールやLED化、生産ラインではからくり改善による環境負荷軽減を実現したライン構築等、生産効率向上・工程の削減に工夫を重ねエネルギー使用量を削減し、カーボンニュートラルに向け、2030 年には CO2 排出ゼロを目指します。
さらに、工場内で発生するゴミを分別し、全て再資源化するゼロエミッションにも取り組み、廃棄物を一切出さないクリーンな工場を実現しています。
従業員への教育では、毎年全部門を対象に、油や洗浄液等の流出事故を想定した初動処置について学ぶ「水質事故・緊急時処置訓練」を実施しています。
こうして、工場で働く従業員一人ひとりが「環境をつねに意識しながら行動する」ことで地球の未来を考えながら日々の生産活動を行っています。
工場全体のエネルギーを見える化し
省エネ活動を展開
従業員考案の「からくり」。
推力を利用することで省エネルギーを
実現しながら部品を生産ラインへ供給
水質事故・緊急時処置訓練
ダイキングループでは工場内における森づくりを推進しています。滋賀製作所敷地内にあるビオトープ「ダイキン滋賀の森」では、地域本来の自然を再現することを目指した森づくりを行っています。
「ダイキン滋賀の森」
「ダイキン滋賀の森」で撮影された
ゲンジボタル
外来種植物ブタナの駆除活動
従業員による水路への植樹活動
しが生物多様性取組認証マーク
「必要なモノを必要な時に必要な量だけ供給すること。」それを実現させるのが、つねに進化を続けるPDS(ダイキン独自の生産方式)です。その最先端がハイサイクル生産方式(変種変量生産)。ITシステムを駆使し、最新の市場情報に在庫、部品、人材供給を連動させた生産計画を反映させることで、いち早くお客様の多様なニーズにお応えします。この生産方式の導入により、今では日単位での生産変動にも対応可能となりました。「工場リードタイムを短縮し、環境負荷削減にも取り組む」ダイキンの生産方式は今後も進化し続けます。
お客様の多彩なニーズにお答えするため、毎日80〜150機種「1台ずつ違う製品」を生産しています。
作業者の身長に合わせ作業台の高さが変わる「ジェンダー平等の実現」などSDGsに対応して生産しています。
付加価値を生まない搬送業務をなくす等、無駄を省くためのアイデアを従業員が出し合い実現しています。