ダイキン工業株式会社

CORPORATE NEWS [最新ニュース一覧] 2018年2月8日
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冷媒の温暖化影響76%削減、省エネ性にも優れた業務用個別運転マルチエアコン
業界初 低温暖化冷媒HFC-32採用『GREENマルチ』を新発売


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『GREENマルチ』


ダイキン工業株式会社は、業界で初めて※1低温暖化冷媒HFC-32(R32)を採用し、従来機種より大幅に環境性を高めた業務用個別運転マルチエアコン『GREENマルチ』を、2018年8月より発売します。

近年、世界では地球温暖化への対応として、環境負荷の少ない冷媒への転換が急がれています。2019年1月に発効される、モントリオール議定書におけるキガリ改正では、批准国はHFCのCO2換算による温暖化影響を段階的に削減することが義務付けられます。
この度発売する『GREENマルチ』は、業務用の個別運転マルチエアコンで初めて、環境性と省エネ性に優れる低温暖化冷媒HFC-32を採用しました。
HFC-32は従来のR-410Aに比べて地球温暖化係数(GWP)が低く、エネルギー効率に優れ冷媒充填量が削減できるため、本製品の冷媒による温暖化影響※2は、従来機※3に比べて76%の削減※4を実現しました。これはキガリ改正における2029年までの削減目標※5に相当するものです。さらに使用期間中においても高い省エネ性でCO2排出量を削減し、環境負荷を低減します。

当社は今後も、冷媒と空調の両方を取り扱うメーカーとして、省エネ性にも優れ、より環境への影響が低い冷媒・空調機器の普及を着実に進めていくことで、地球温暖化の抑制とお客様満足の両立を目指します。



【機種名および発売時期】
『GREENマルチ』
■室外機

相当馬力 機種名 外形寸法(幅×奥行×高さ)単位:mm 発売日
8馬力 RXUA224A 1240×765×1660 2018年8月中旬
10馬力 RXUA280A

■室内機
『S-ラウンドフロー』

相当馬力 機種名 外形寸法(幅×奥行×高さ)単位:mm
(パネル寸法は含まず)
発売日
1.6馬力 FXYFA45A 840×840×256 2018年8月中旬
2.0馬力 FXYFA56A
2.5馬力 FXYFA71A
2.8馬力 FXYFA80A 840×840×298
4.0馬力 FXYFA112A
5.0馬力 FXYFA140A

『天井ビルトイン』
相当馬力 機種名 外形寸法(幅×奥行×高さ)単位:mm 発売日
1.6馬力 FXYSA45A 700×800×245 2018年8月中旬
2.0馬力 FXYSA56A
2.5馬力 FXYSA71A 1000×800×245
4.0馬力 FXYSA112A

【商品の特長】
1. 地球温暖化への影響を従来機比76%削減
地球温暖化係数(GWP)が、R-410Aの1/3である低温暖化冷媒HFC-32を採用
HFC-32のエネルギー効率の高さと「マイクロチャネル熱交換器」の搭載により、従来機※3と比較してシステムの冷媒量を25%削減※4し、冷媒の温暖化影響※2を76%削減※4
2. 運転中においてもCO2排出量を削減し環境負荷を低減
「マイクロチャネル熱交換器」による熱交換効率の向上により、高い省エネ性を発揮
冷媒での温暖化影響だけでなく、運転中のCO2排出量の削減にも貢献
3. 環境性に加えて室内の快適性にも配慮した技術を搭載
室内の状況に合わせて冷媒温度をきめ細かくコントロールすることで、設定温度付近での室温変化を抑え快適性を持続

   ※1  当社調べ(2018年2月8日現在)。業務用個別運転マルチエアコンにおいて。
   ※2  温暖化係数(GWP)×冷媒量で、冷媒での温暖化影響を算出。GWPは「IPCC第4次評価報告書」温暖化係数(GWP)100年値での値。
   ※3  2011〜2013年に当社が販売した業務用個別運転マルチエアコン 高効率シリーズ(ビル用マルチエアコン)の平均値と比較。
   ※4  10馬力相当システム、主管50m+分岐後配管20mにて設置の場合において。
   ※5  日本を含む先進国で、HFCの生産・消費量を2011〜2013年の平均数量等を基準値として2029年までに段階的に70%削減。


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【開発の背景】
2016年10月、ルワンダ・キガリで開催された第28回モントリオール議定書締結国会議において、地球温暖化抑制のための歴史的な合意「キガリ改正」がなされました。HFCをCO2換算で削減していくことで合意したこのキガリ改正は、冷媒に起因する環境影響を低減させるための重要な枠組みの一つです。

当社はこれまで “The Sooner, The Better, for the Future(未来のために今できることはすぐ実行することが大切)”という方針のもと、地球環境問題への対応に取り組んできました。環境性・経済性・安全性・性能といった総合的な観点から、従来のR-410Aに比べて環境負荷が小さいHFC-32が現時点ではエアコンに最適な冷媒であると判断し、2012年に家庭用ルームエアコンに、2013年に店舗・オフィス用エアコンに、世界で初めて採用しました。現在日本では、既に全メーカーがHFC-32エアコンを販売しています。

業務用エアコンは家庭用ルームエアコンに比べ大容量で使用する冷媒量も多く、地球環境に与える影響が大きいことから、環境性能の向上がより一層強く求められています。そこで今回、業務用個別運転マルチエアコンにおいても業界で初めて※1HFC-32を採用し、高い省エネ性を発揮しながら地球温暖化への影響を大きく低減する製品を開発しました。

日本においては、キガリ改正の国内での実施を担保する法的枠組みを確立するため、2019年1月にオゾン層保護法の改正が決定しており、更なる対応が急がれています。今後も冷媒と空調の両方を取り扱うメーカーとして、より環境影響の低い冷媒の探究・開発と空調機器の開発に励みながら、今考えられる最適な商品の普及を着実に進めていくことで、地球温暖化抑制に貢献していきます。


【特長の詳細】
1. 地球温暖化への影響を従来機比76%削減
従来の業務用エアコンに多く採用されているR-410Aに比べ、HFC-32は地球温暖化係数が約1/3と小さく、またエネルギー効率が優れているため冷媒の充填量も削減でき、環境への負荷を大きく低減することができます。
さらに、本商品に搭載した当社独自のオールアルミ製「マイクロチャネル熱交換器」は、扁平型で細径化した冷媒流路を多数設け、冷媒と空気の熱を効率的に交換する事で、必要な冷媒量が削減できます。これらにより、従来機※3と比較してシステムの冷媒量を25%削減※4し、冷媒の温暖化影響※2を76%削減※4します。

冷媒の地球温暖化

2. 運転中においてもCO2排出量を削減し環境負荷を低減
マイクロチャネル熱交換器の構造は、HFC-32冷媒のエネルギー効率の高さを最大限に引き出す構造でもあります。冷媒配管を扁平にすることで、伝熱管の周りを流れる空気の流れが良くなり、冷媒と空気の熱を効率よく交換できるようになりました。また、室内の負荷に応じて冷媒を適度な温度にコントロールする独自の冷媒制御を搭載し、室内の冷やし過ぎ・暖め過ぎを防いで電力消費を抑えることができます。これらにより高い省エネ性を発揮して消費電力量およびCO2排出量を削減し、冷媒での温暖化影響だけでなく、運転中も環境負荷低減に貢献します。

冷媒温度制御イメージ

3. 環境性に加えて室内の快適性にも配慮した技術を搭載
これまで、空調は設定温度付近で送風運転に切り替わりやすく、かえって室温の変化が大きくなり不快に感じる場合がありました。本商品は室内機へ送る冷媒温度を、室内の状況にあわせてきめ細かくコントロールする事で、設定温度に近づいた時でも、圧縮機の発停に伴う室温の変化を抑え、快適性を持続します。また、この制御は発停に伴う電力消費を抑えることにもなり、省エネルギーにもつながります。このような室内の快適性にも配慮した技術を搭載することで、本商品は「環境だけではなく人にも配慮したエアコン」を目指します。

室温変化のイメージ


ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

●報道機関からのお問い合わせ先
  ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室
  【本社】 〒530-8323 大阪市北区中崎西二丁目4番12号(梅田センタービル)
TEL (06)6373-4348(ダイヤルイン)
  【東京支社】 〒108-0075 東京都港区港南二丁目18番1号(JR品川イーストビル)
TEL (03)6716-0112(ダイヤルイン)
●お客様からのお問い合わせ先
  ダイキン工業株式会社
  【コンタクトセンター(お客様相談窓口) TEL(0120)88-1081 http://www.daikincc.com

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