ダイキン工業株式会社

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新価値創造

社会課題解決への貢献

地球規模で、気候変動や大気汚染の深刻化が進む中、環境負荷を低減しながら、人と空間を健康で快適にする新しい価値を提供することをめざしています。

そのために、コア技術である「インバータ技術」「ヒートポンプ技術」「フッ素化学技術」を高度化しながら、外部のさまざまな企業・組織との共同研究を活発化させ、社会課題解決に貢献するイノベーションを創出します。

他企業との連携によるオープンイノベーション

三菱地所(株)と協力し、独自技術「Airitmoエアリトモ」を次世代オフィスに活用

「3×3 Lab Future」の次世代オフィスに「Airitmo」を搭載したオフィスチェアを設置

「3×3 Lab Future」の次世代オフィスに「Airitmo」を搭載したオフィスチェアを設置

ダイキンでは、15年前から人の状態を検知するセンシング技術に着目し、空調による睡眠環境の改善をテーマにした研究開発を行ってきました。その成果として、独自のセンシング技術「Airitmo」を開発。チューブ内の空気の振動を測ることで、心拍や呼吸、体動(身じろぎ)、さらには睡眠状態やストレスといった身体情報を測定することができます。何も身につけずに計測できるため、どんな人にとっても身体に負担をかけずに使えます。この技術を使って、睡眠の深さを測定し、空調を最適に制御する睡眠時専用コントローラー「soine」などを実用化してきました。

本技術を応用し、「Airitmo」を搭載したオフィスチェアを、2016年3月に三菱地所(株)がビジネス交流施設として開設した「3×3 Lab Future」に設置。季節ごとのオフィスの室内環境と働く人の心体の状態との相関を2年かけて共同で検証し、個人の健康状態に合わせた空気環境を実現することで、快適性や生産性をさらに向上させ、仕事がはかどるような次世代オフィス空間の実現をめざしていきます。

独自のセンシング技術「Airitmo」

NECと、AI・IoTを用いて知的生産性を高める空気・空間の共同研究を開始

2016年10月、ダイキン工業と日本電気株式会社(NEC)は、AI・IoT技術を用いて知的生産性を高める空気・空間の実現に向け、共同研究を開始しました。ダイキン工業の空調関連技術および人体情報に関する知見と、NECの顔認証や群衆行動解析などのAI・IoT技術を融合することで、気候や室内環境はもちろん、その場にいる人々の体調や気分に応じて、より集中しやすい・快適な空間づくりをめざします。

これまでも、より高度な空調・照明の制御や快適度の測定などの研究が進められてきました。しかし、空間や空気そのものが人に与える影響・因果関係は不明確な領域も多く、これらの分析が課題です。テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を共同研究拠点とし、オフィスでの実証実験に取り組んでいます。

オフィスの知的生産性を高める空気・空間のイメージオフィスの知的生産性を高める空気・空間のイメージ

NTT西日本と、LPWAを活かした空気にまつわる新たな価値づくりを開始

2016年11月、ダイキン工業は西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と共同で「LPWAを活かした空気にまつわる新たな価値づくりの取り組み」を開始しました。ダイキン工業が所有する空調技術とNTT西日本が所有するLPWA(Low Power Wide Area)技術を活かしてより多くの空調機をインターネットに接続し、故障機器の特定や故障内容の診断、突発故障時の対応にかかる時間の短縮、また運転制御のために収集する情報をもとに新たなサービス創出をめざします。

「省電力広域無線通信」の呼称。バッテリー駆動により少ない消費電力で長期間動作でき、最適な通信速度で広範囲・大量の機器と接続する通信規格。

ソフトバンク・テクノロジー(株)、青山キャピタル(株)と、IoTデバイスを用いたストレス度計測の実験を開始

ストレス度を計測するデバイス ストレス度を計測するデバイス

ダイキン工業とソフトバンク・テクノロジー(株)、(株)青山キャピタルは、近年注目される労働者の健康管理や快適な職場環境づくりのニーズに対応すべく、人の生体情報とIoTを利用した新たな価値の創出を目的とした実証実験を2017年10月から開始します。

センサー内蔵のIoTデバイスを装着し、心拍の揺らぎなどからストレス度を計測。クラウド上に蓄積したデータを分析し、職場環境とストレス度、就業時のストレス度と睡眠状態の相関などを明らかにします。

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産学連携によるオープンイノベーション

京都大学との「DKイノベーションプログラム」

五感刺激と空間デザインを融合させた「人があつまる空間」の試作機

五感刺激と空間デザインを融合させた「人があつまる空間」の試作機 温度や映像、照明などによって、「ほっこり体験エリア」「さっぱり体験エリア」などエリアを区分

ダイキン工業は2013年6月、京都大学と「空間(空気、環境)とエネルギー」分野における、将来の世界の姿を見据えた新しい社会的価値テーマの創出や、その共同研究などの創生を目標とした、組織対応型包括連携協定を締結しました。

本プログラムでは、理系の研究者に加え、文系の研究者も参画し、文理融合で問題解決に取り組み、「空気に関する新しい価値」の創出を進めています。

奈良先端科学技術大学院大学との「未来共同研究室」

ダイキン工業と奈良先端科学技術大学院大学は、2012年10月、「未来共同研究室」を設立しました。従来の産学共同研究では企業が提示した技術課題に大学が取り組んでいましたが、本共同研究室では、社会が抱える課題とその解決の道筋について企業と大学とで議論したうえで研究課題を設定する「課題創出型」の連携活動を進めています。

現在、究極の防汚性能を追求する「クリーンイノベーション」の研究を進めており、さらに次の研究課題の創出に向けての議論も定期的に行っています。

関西大学との連携

2012年11月、関西大学と教育・研究・人材育成、社会貢献などの分野で積極的に連携する協定を結び、フッ素に関する寄付講座を開講し、共同研究の活性化に取り組んできました。

2016年9月、関西大学に創設された「関西大学イノベーション創生センター」に拠点を置き、電池材料研究などの理工系との共同研究を加速させています。

2016年度は、商学部の「協働プロジェクト・ビジネス教育プラン」を活用し、フッ素材料の消費者向けの用途探索に取り組みました。26名の学生がユニークで優れた様々なビジネスプランを提案し、現在、可能性検証を行っています。

今後も、理系だけでなく、文系との連携も促進させ新しい価値を生み出していきます。

大阪大学との「ダイキン協働研究所」

2006年に大阪大学に「ダイキン(フッ素化学)共同研究講座」を設置して以来、ダイキン工業のフッ素化学の実績と大阪大学の先進技術との融合による革新的基盤技術の創造を進めてきました。

2016年度からは、空調事業関連技術領域をも含めた「ダイキン協働研究所」に発展させ、新材料、新プロセス、加工技術の開発に取り組んでいます。今後さらに機械・建築・情報・医学の分野においても組織的な連携を拡大し、空気・空間の新しい価値づくりに取り組んでいきます。

中国・清華大学との連携

中国のトップ大学である清華大学(中国北京市)内に「清華大学−ダイキン研究センター」を2003年に設立して以来、空調分野の技術開発で連携を進めてきました。

2016年度からは化学分野の技術連携も開始しました。空気質、水質、エネルギーといった環境分野に領域を拡大し、トップレベルの研究者と環境課題の解決に向けた研究を進めています。

理研と産学連携の「健康空間連携プログラム」開始

ダイキン工業は、2016年10月に日本で唯一の自然科学の総合研究所である理化学研究所と共同で「理研-ダイキン工業健康空間連携プログラム」を開始しました。本プログラムでは「快適で健康な空間」をテーマに、社会に貢献する新たな価値の創出をめざします。理研産業連携本部内に拠点を置き、理研の複数のセンターを横断した研究テーマの創出と共同研究を行い、戦略的に取りまとめていきます。

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有識者・業界団体との協働

「ダイキン空気フォーラム」を開催

ダイキン工業は、2013年度から、社外の有識者と当社の技術者が、“空気”を切り口として社会的課題について議論する「ダイキン空気フォーラム」を開催しています。

2015年12月に開催した第5回のフォーラムは、11月に淀川製作所内にオープンしたテクノロジー・イノベーションセンターで開催。ダイキン京都大学イノベーションプログラム(DKIP)の委員を務める京都大学の宮野准教授が、「新しい社会的価値とは?」というテーマで講演し、空調、建築、生活、医学などさまざまな分野の専門家と「新しい社会的価値」について意見を出し合いました。

「世界睡眠会議」を通じて睡眠の質を向上させる空気を研究

2016年3月、ダイキン工業は、昭和西川(株)、ライオン(株)、(株)ルネサンスと共同で、睡眠から人々の健康を考えるプロジェクト「世界睡眠会議」を設立しました。

会議には2017年3月までに(株)ワコール、フィリップスライティングジャパン合同会社、(株)リコーの3社が参加。「衣類」 「光」「オフィス」といった睡眠に関する重要な要素を新たに加え、睡眠を通じた「健康づくり」の実現に向け、協創や情報発信に努めています。

睡眠は「からだ」だけでなく、「こころ」に対しても影響を与えることはよく知られています。質の悪い睡眠は、うつや不眠症を招き、集中力低下や生産性低下につながると言われ、睡眠は現代の社会問題の要因のひとつとして顕在化しています。こうした中、ダイキン工業は、睡眠と温熱環境の深い関係性に着目し、テクノロジー・イノベーションセンターにある24時間の生活環境を模擬できる「睡眠代謝室」を活用し、空気の力で睡眠の質を向上させる新しい商品・サービスを生み出していきます。

各地のグリーンビル評議会への参画

ダイキン工業は、省エネ空調機器で建築物の消費エネルギー低減に貢献することをめざしています。

製品・サービスの提供を主軸に環境配慮型の建築物をさらに推進するため、各国・各地域のグリーンビル団体に加入し、各拠点・各営業地域で、現地の法整備から協力しグリーンビル・ZEBを実現する製品・サービスを提供しています。

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):建物・設備の省エネと、再生可能エネルギーの活用などの創エネによって、全体のエネルギー消費量を「ゼロ」にする建築物のこと。

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