ダイキン工業株式会社

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新価値創造

社会課題解決への貢献

有識者・業界団体との協働

「ダイキン空気フォーラム」を開催

ダイキン工業は、2013年度から、社外の有識者と当社の技術者が、“空気”を切り口として社会的課題について議論する「ダイキン空気フォーラム」を開催しています。

2015年12月に開催した第5回のフォーラムは、11月に淀川製作所内にオープンしたテクノロジー・イノベーションセンターで開催。ダイキン京都大学イノベーションプログラム(DKIP)の委員を務める京都大学の宮野准教授が、「新しい社会的価値とは?」というテーマで講演し、空調、建築、生活、医学などさまざまな分野の専門家と「新しい社会的価値」について意見を出し合いました。

「世界睡眠会議」を設立し睡眠の質を向上させる空気を研究

世界睡眠会議

2016年3月、ダイキン工業は、昭和西川(株)、ライオン(株)、(株)ルネサンスと共同で、睡眠から人々の健康を考えるプロジェクト「世界睡眠会議」を設立しました。「世界睡眠会議」は、睡眠の大切さに気付くことで、睡眠をケアする新しい健康づくり行動が定着し、日々の暮らしがより豊かで健やかになることを目的に、睡眠の研究者や文化人、企業が業種や研究分野の枠を越えて睡眠を通じた健康づくりの実現に向けて情報を広く発信していきます。

睡眠は“からだ”だけでなく、“こころ”に対しても影響を与えることはよく知られており、悪い影響を及ぼすと、うつや不眠症、集中力や生産性低下につながります。

睡眠に対する問題が顕在化し始めた中、ダイキン工業では、睡眠と温熱環境の深い関係性に着目し、TICに新たに設けた「睡眠代謝室」を活用して、生活に即した環境を模擬し睡眠と温熱の相対関係を研究することによって、空気の力で睡眠の質を向上させるような新しい商品・サービスを生み出していきます。

世界グリーンビル評議会への参画

World Green Building Council

ダイキン工業は、省エネ空調機器で建築物の消費エネルギー低減に貢献することをめざし、2015年、世界グリーンビル評議会(WGBC-World Green Building Council)に加盟しました。世界グリーンビル評議会は72カ国の認証機関や企業などが加盟する国際ネットワークで、グローバルで環境配慮型の建築物を推進するための情報共有を行っています。

2016年3月に開催された会議では、ZEB実現に向けた省エネルギーエアコン開発に関する名古屋大学との協働実証実験の結果を紹介しました。

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):建物・設備の省エネと、再生可能エネルギーの活用などの創エネによって、全体のエネルギー消費量を「ゼロ」にする建築物のこと。

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産学連携によるオープンイノベーション

京都大学との文理融合の連結協定

五感刺激と空間デザインを融合させた「人があつまる空間」の試作機

五感刺激と空間デザインを融合させた「人があつまる空間」の試作機 温度や映像、照明などによって、「ほっこり体験エリア」「さっぱり体験エリア」などエリアを区分

ダイキン工業は2013年6月、京都大学と「空間(空気、環境)とエネルギー」分野における、将来の世界の姿を見据えた新しい社会的価値テーマの創出や、その共同研究などの創生を目標とした、組織対応型包括連携協定を締結しました。本プログラムでは、理系だけでなく、文系の研究者にも積極的な参加を求め、社会や経済に寄与するイノベーションの創出につながることをめざしています。

文理融合の「空気に関する概念」についてのワークショップを開催し、空気が叶える新価値として、「空気が食をおいしくする」「空気が人をあつめる」など、6つのコンセプトが浮かび上がりました。現在、各コンセプトを実現するために技術課題を具体化する段階に入っています。

奈良先端科学技術大学院大学との「未来共同研究室」

ダイキン工業と奈良先端科学技術大学院大学は、2012年10月、「未来共同研究室」を設立しました。従来の産学共同研究では企業が提示した技術課題に大学が取り組んでいましたが、本共同研究室では、社会が抱える課題とその解決の道筋について企業と大学とで議論したうえで研究課題を設定する「課題創出型」の連携活動を進めています。

現在、究極の防汚性能を追求する「クリーンイノベーション」の研究を進めており、さらに次の研究課題の創出に向けての議論も定期的に行っています。2015年12月には、奈良先端大の学生を対象に「空調とIoT」というテーマでアイデアコンテストを開催。若い世代の夢や自由な発想から新価値創造を行う取り組みも行っています。

関西大学との連携

2012年11月には関西大学と、教育・研究・人材育成、社会貢献などの分野で積極的に連携する協定を結びました。フッ素に関する寄付講座を開講し、共同研究の活性化に力を入れています。

大阪大学との「共同研究講座」

2006年、大阪大学に「ダイキン(フッ素化学)共同研究講座」を設置し、当社のフッ素化学と大阪大学の先進技術の融合による革新的基盤技術の創造を目的に、研究資金の拠出と研究者の派遣をしてきました。その成果の一つとして、将来の環境に配慮した発電方法の有力なツールとして注目されている有機薄膜太陽電池の重要な構成成分である独自のn型半導体PNPを開発しました。2015年度はPNPよりもさらに高電圧で、塗布プロセスによる製造に適した溶剤溶解性が高い新規のn型半導体の開発に成功し、現在、デバイスメーカーとの試作を進めています。

これまでの実績をふまえ11年目となる2016年度からは、「ダイキン協働研究所」に発展させ、空調や他部門も含めた包括的な共同研究に取り組みます。

中国・清華大学との連携

中国のトップ大学である清華大学(中国北京市)内に「清華−ダイキン R&Dセンター」を2003年に設立して以来、空調分野の技術開発で連携を進めてきました。

2016年度からは、化学分野の技術も加え、空気質、水質、エネルギーといった環境分野にも領域を拡大してトップレベルの研究者と環境課題に解決に向けた研究を進めていきます。

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