経営者からのメッセージ

英知と情熱を結集し、「空気と環境の新たな価値を協創」する


経営者の写真

2015年度を目標年度とした5ヵ年の戦略経営計画「FUSION15」では、「真のグローバルエクセレント企業」の実現をめざし、環境・省エネルギーを切り口の一つとして、新興国など新たな市場を拡大してきました。売上高はこの5年間で約1.2兆円から2兆円超へと増加し、海外売上高比率75%、グループ従業員数6万人を超える企業へと成長しました。
成長に伴い、当社グループへの社会からの要請・期待も広がっています。それらに応えながら、従来にない新たな価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。







省エネ技術と冷媒技術で気候変動への影響を緩和する
当社の主力事業である空調は、健康で文化的な生活と経済の発展に欠かせない社会インフラである一方、使用時に多くの電力を消費します。当社グループは、温室効果ガス排出量削減による気候変動への影響緩和を、最も注力すべき社会課題と認識しています。
そのため主たる環境貢献技術である低温暖化冷媒R32と省エネインバータ技術を世界で普及させるべく尽力しています。R32冷媒は温暖化影響が従来比1/3であり、世界中のエアコンの冷媒がすべてR32に変われば、温暖化影響を約8億トン削減できます。当社グループが新興国で販売した省エネインバータ機とR32冷媒を使用したエアコンによって、2015年度は、温暖化影響を約3,500万トン抑制することに貢献しました。
2015年12月、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」が採択され、世界すべての国が共に努力する枠組みが生まれました。新興国を中心にエアコン需要はさらなる増加が見込まれますが、当社グループは2020年に向けた戦略経営計画「FUSION20」の中で、全世界で温暖化影響の6,000万トン抑制をめざします。

社会課題の解決に貢献する新たな価値を生み出す
2015年9月には、国連「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。持続可能な世界の姿を共有し、社会課題の解決に向けて、公的機関のみならず企業もそれぞれの立場で尽力することが求められています。
当社は2015年11月、グローバル研究所「テクノロジー・イノベーションセンター」を開設しました。お客様の「次の欲しい」を創出することはもちろん、環境・エネルギーや健康といった社会が抱えるさまざまな課題の解決に貢献する新たな価値を、国内外の産官学と連携した「協創」によって生み出していきます。
主力事業である空調・化学に加え、大気汚染の抑制に貢献できるフィルタ分野や、食料の保存・輸送に寄与する冷凍冷蔵分野にも注力するとともに、お客様のニーズに対応した空気・空間を創造するエンジニアリング事業にも挑戦していきます。

従業員一人ひとりが持てる力を発揮できる環境を整える
お客様・社会への新たな価値を創造するのは、グローバル6万人の従業員一人ひとりです。
「人を基軸におく経営」を競争力の源泉と位置付ける当社グループでは、多様な人材が活躍できるダイバーシティ・マネジメントを推進し、従業員が持てる力を最大限に発揮できる環境を整え、成果につなげていきます。
また当社は、人権、労働、環境、腐敗防止の4分野に関する10原則を定めた国連グローバル・コンパクトを支持しています。グローバルに事業が拡大する中、法令や国際的規範に従い、バリューチェーン全体を視野に、透明性や健全性、倫理性ある活動を徹底します。
これからも「空気と環境の新たな価値を協創する」企業グループとして、お客様、株主、調達取引先、地域社会などさまざまなステークホルダーの皆様の期待に応え社会に貢献してまいります。
以 上

2016年06月

経営者のサイン



ページ上部へ戻る